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(マス?)
マ〇ターソードだ。
(何なんです?そのマ〇ターソードって。)
ふむ、ソレを語るには、俺が初めてゲーム〇ーイを、やった時の話をしなくてはならないな。
アレはそう…。回想入りま~す
話をしよう。
アレはまだ、俺様がリトルなキュートボーイだった頃の話だ。
幼稚園に入園する前の年、俺は、3つ上の兄貴と二人、近くのグラウンドで、朝から自転車の補助輪を外して乗る練習をしていた。
兄貴には自転車を、後ろから押してもらったり、目標地点で待ってもらったりしていたんだ。
夕方が近くなり、これで今日は最後にしようと、兄貴と話し、俺はペダルに足を掛けた。
その時、近所に住む中学生のお姉さんが、「私も待っててあげるね。」っと言って、目標地点で俺を呼んでくれていた。
「おいで~。」
しゃがみながら、両手を大きく広げて俺を呼ぶお姉さん。
「う、うん!」
意を決してペダルを漕ぎ出す天使な僕ちゃん。
その日、俺は一人で、自転車に乗る事が出来る様になった。
どうだ?感動的だろう?
(一体何の話だったんですか?)
帰り道、兄貴が言った。
「何で、お姉さんの時に成功するんだよ…。」
すまん兄貴、…小さくても俺も男なんだ。
※作者の実話です。




