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第17話、漆黒の竜VS勇者

こんにちは、俺はアルスーン・レッドフィールドです。

現在俺は勇者の力に覚醒して…ブラックドラゴンと戦闘をしようとしています。


《我が主よ…ブラックドラゴンがこちらを捕捉した様です》

「((ほう…気が付くのが早いな?…さすがは竜って言ったところか…))」


俺は音速を越える速さでブラックドラゴンに接近しつつ…

まずは魔法を試すか…

最初はブラックドラゴンに対して…五感遮断魔法のフィフスブラックアウト、敵の魔法発動無効魔法のマジックデリートを詠唱済み神速発動でかける。


「((どうだ?…))」

《効いていない様です》

「((理由は?))」

《魔法体制と魔法障壁と魔法結界を(まと)っています》

「((勇者の固有スキルの正しき心と正義の剣を使用する))」

《承知しました》


正義の剣こと絶対剣を発動して…更に超級風魔法のハリケーンクラッシュエターナルを勇者の剣に(まと)わせた。

ラルク伯父さんの直伝の断風剣(ウィンドソード)の最強クラス版。

究極断風剣(アルティメットウィンドソード)っていう感じかな。


俺は音速を越える速さでブラックドラゴンに接近して…ブラックドラゴンを斬り付ける。


「((どうだ?))」

《命中しました…ダメージを負っています》

「((何だあの威力?…ああ…正義の剣と正しき心の上乗せ効果か…))」

《ブラックドラゴンの魔法障壁と魔法結界と魔法体制が無効化されました》

「((何?今なら魔法が効くのか?))」

《はい》


よくは分からないが…チャンスっていうヤツだな。

魔法が効くなら話が早い。

俺は再びブラックドラゴンに対して…五感遮断魔法のフィフスブラックアウト、敵の魔法発動無効魔法のマジックデリートをかける。


「ギャオォォォン!」

《効いています》

《ブラックドラゴンの五感が全て遮断され、魔法の発動が出来なくなりました》

「((続けるぞ?))」

《はい》


俺は次にブラックドラゴンを中間都市アルディアから引き離す為に、ブラックドラゴン自身を俺もろともに空間転移魔法のゲートムーブを詠唱済み神速発動でかけて、中間都市アルディアから遠く離れた荒野に転移する。

これで中間都市アルディアへの被害を防いだな。


~中間都市アルディアの宿泊施設の広間にて~

「王女様!…ブラックドラゴンが居なくなりました!」

「ええ…アルス様がやってくれた様ですね!」

「うおぉぉぉ!!」

「うーむ…あれは空間転移魔法のゲートムーブだな?」

「っていう事は何処かに移動したってのか?」

「一体何処に?」

「さてね?…それより…あたしらはコイツらの後始末をしないとだね?」

「……」


~王都キングダムウォールにて~

「殿下!…伝令です!」

「中間都市アルディアにて…エルフ族達によるクーデターが発生!」

「そこに我が国の兵士達と騎士団と…そこに現れた獣人族の戦闘部隊と…先ほど我が国より飛び出した勇者の剣が新たな勇者の持ち主として選ばれました!」

「新たな勇者だと?」

「その勇者の名前をアルスという10歳の子供だそうです!」

「10歳の子供が勇者だと…!?」

「その勇者は…クーデターを起こしたエルフ族全てを戦闘不能にして…そこに現れたブラックドラゴンを中間都市アルディアから消し去ったという事です!」

「伝令は以上です!…また連絡が入り次第参ります!」


「10歳の子供が勇者で…クーデターを防いだ上にあのブラックドラゴンを消し去っただと!?」

「ほう?…その勇者の子供に興味が湧いた!」

「アストライア様…」

「エドワード殿下も興味があるのではないかな?」

「まあ…」

「だが…今は中間都市アルディアの状況確認が優先だ!」

「真面目だねぇ…」

「クーデターを起こしたエルフ族は全て捕らえて…我が国に連れて参れ!」

「はっ!」

「私もその新たな勇者という少年に興味があるぞ?」

「これは父上…」

「アストライアは…別の興味ではないかな?」

「いやですわそっちの方は…少しだけです!」


何が少しだけだよ?…顔に出てるじゃないか?


~王都キングダムウォール東方の荒野にて~

〖何者なのだ貴様?〗

「((ん?))」

《ブラックドラゴンからの念話です》

〖私には今まで敵う物等居なかった…〗

〖それなのに…何故だ!〗

〖貴様は!!〗


ブラックドラゴンって念話を使えたんだな。

まあ…魔物の上位種だしな。


「((僕はアルス!…勇者アルスだ!))」

〖勇者だと?〗

〖新たに勇者が現れたというのか?〗

〖ならば…ここで倒さねばならぬ!〗

〖あのお方の為にも!〗

《ブラックドラゴンが突撃して来ます》


なるほど…念話で俺の位置を把握したんだな?…念話は第六感だから…五感遮断魔法のフィフスブラックアウトじゃあ防げない。

フッ…長話が過ぎたな。

あのお方?…誰の事だ?…まあいいか。

とりあえず倒そう。


ブラックドラゴンの口から大出力の火炎放射が放たれる。

それを俺は回避しつつ…周辺一帯に被害が出ない様に、完全魔法結界と完全魔法障壁と物理攻撃障壁魔法を俺自身を含めたブラックドラゴンからを中心に詠唱済み神速発動でかける。


更に超級風魔法のハリケーンクラッシュエターナル、超級雷魔法のゴッドライトニングエターナル、超級氷魔法のアイシクルブリザードエターナルを詠唱済み神速発動でブラックドラゴンに威力を全開フルパワーで放つ。


瞬間移動魔法のジャンプムーブを詠唱済み神速発動で発動して…ブラックドラゴンを斬り付けた傷口に手をかざして。


「((外が頑丈でも中はどうかな?))」

〖貴様…何を!?〗


俺はブラックドラゴンの傷口を通して、内部に向かって…超級火炎魔法のエターナルインフェルノレクイエム、超級雷魔法のゴッドライトニングエターナル、超級風魔法のハリケーンクラッシュエターナル、超級氷魔法のアイシクルブリザードエターナルを詠唱済み神速発動で全力全開フルパワーで放つ。


〖よ、よせ!?〗

〖ぐわぁぁぁぁ!!〗

〖おのれ…勇者…〗


ブラックドラゴンの目の前の眼前に瞬間移動魔法のジャンプムーブでいきなり現れて、ラルク伯父さん直伝の飛翔断風剣(ウィンドスラッシャー)の最強クラス版。

究極飛翔断風剣(アルティメットウィンドスラッシャー)

(まと)わせていた、超級風魔法のハリケーンクラッシュエターナルの究極断風剣(アルティメットウィンドソード)を超巨大な風の斬撃としてブラックドラゴンの眉間に放つ。


〖グォォォ!〗

〖おのれ…〗


「((再び…勇者の固有スキルの正しき心と正義の剣を発動!))」

《了解しました》


超級光魔法のアルティメットシャイニングフラッシュをラルク伯父さん直伝の断風剣(ウィンドソード)を応用して…光輝剣(シャイニングソード)って感じかな。

ブラックドラゴンは闇属性で…光属性や光魔法が弱点ならば…光魔法最強クラスの超級光魔法のアルティメットシャイニングフラッシュを使えば。


〖ひ、光魔法だと!?〗

〖おのれ…勇者アルス!…〗

「((はぁぁぁぁ!!))」


ブラックドラゴンの首を勇者の剣の光輝剣(シャイニングソード)で斬り落とす。


〖申し訳…ありませ…ん…〗

〖……さ…ま…〗

「((はぁはぁ…))」

《ブラックドラゴンの活動が停止しました》


何とか倒せた感じかな?…

でも…まだまだ勇者の剣や勇者の固有スキルに慣れてもいないし…使いこなせていない。

勇者の剣のサポートが無ければ危なかった。

反省点は…次の戦闘や機会に活かせばいい。

ラルク伯父さんからそう教わって来たからな。

帰ったら…また修行や鍛練だな。


こうして…俺は勇者の剣によるサポートもありながら、初の竜退治を完了したのだった。

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