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『君の笑顔が可愛すぎで好きだった!』  作者: 優貴(Yukky)


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356/434

第56話「初ライブ決定!」

MV撮影終了から数日後。

Twinkle Twinsの公式発表が行われた。

デビューシングル発売。

そして。

初ライブ開催決定。

SNSは大騒ぎだった。

真優

「すごい!」

美優

「反応が多い」

真優

「コメントがいっぱい!」

美優

「見すぎ」

真優

「だって嬉しい!」

事務所。

会議室。

担当マネージャー

「ライブまで一か月です」

真優

「一か月!?」

美優

「思ったより早い」

担当マネージャー

「もちろん歌だけではありません」

真優

「え?」

担当マネージャー

「ダンスです」

真優

「……」

美優

「……」

担当マネージャー

「頑張ってください」

真優

「嫌な予感しかしない」

その日の午後。

ダンススタジオ。

ダンス講師

「よろしくお願いします」

二人

「よろしくお願いします!」

講師

「まずは準備運動」

真優

「余裕!」

10分後。

真優

「足が痛い」

美優

「まだ準備運動」

真優

「嘘だ」

講師

「本番いきます」

真優

「本番だった」

音楽が流れる。

デビュー曲。

アップテンポ。

想像以上に動く。

講師

「右!」

講師

「左!」

講師

「ターン!」

真優

「わあああ!」

ぐるぐる。

バランスを崩す。

美優

「危ない」

講師

「もう一回」

真優

「はい……」

レッスンは続く。

一時間後。

真優

「無理」

美優

「私もきつい」

講師

「ライブはもっと動きます」

真優

「本当に?」

講師

「本当です」

真優

「アイドルすごい……」

夜。

マンション。

真優

「動けない」

美優

「同じ」

ソファで倒れる二人。

そこへ。

雷斗

「お疲れ」

真優

「足が消えた」

雷斗

「付いてる」

美優

「筋肉痛確定」

雷斗

「頑張れ」

真優

「他人事」

雷斗は笑う。

しかし。

数日後。

さらに厳しい現実が待っていた。

ダンス。

歌。

トーク。

全部を同時にやる。

真優

「歌えない!」

美優

「息が続かない」

講師

「ライブでは歌います」

真優

「人類すごい」

美優

「アイドル限定」

スタジオは笑いに包まれた。

だが。

練習を重ねるたび。

少しずつ。

確実に成長していく。

講師

「良くなってきました」

真優

「本当!?」

講師

「最初よりは」

真優

「最初どれだけ酷かったの」

講師

「言わないでおきます」

真優

「怖い」

そして。

ライブまで残り一週間。

事務所。

担当マネージャー

「今日は大事なお知らせがあります」

真優

「また?」

美優

「今度は何ですか」

担当マネージャー

「ライブ会場ですが」

資料を開く。

真優

「え?」

美優

「……」

二人は固まった。

想像していたより。

何倍も大きな会場だった。

真優

「こんなに人入るの!?」

担当マネージャー

「満席予定です」

真優

「えええええ!?」

美優

「本番が近づいてきたね」

初ライブ。

人生初の大舞台。

その日が。

もうすぐそこまで迫っていた。

第56話 完

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