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『君の笑顔が可愛すぎで好きだった!』  作者: 優貴(Yukky)


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第53話「初めてのCDデビュー」

ファンイベントから一週間後。

事務所。

真優

「おはようございます!」

美優

「おはようございます」

レッスンへ向かおうとしたその時。

担当マネージャー

「二人とも、会議室へ」

真優

「また?」

美優

「何かありますね」

マネージャーは少し笑った。

担当マネージャー

「良い知らせです」

真優

「良い知らせ大好き!」

会議室。

机の上には資料が置かれていた。

真優

「何だろう」

美優

「……CD?」

真優

「え?」

資料の表紙には。

『CDデビュー企画書』

と書かれていた。

真優

「えええええ!?」

美優

「……本当?」

担当マネージャー

「本当です」

二人は資料をめくる。

そこには。

アニメエンディング曲。

配信ランキング上位。

SNSで話題。

ファンからの高評価。

様々なデータが並んでいた。

担当マネージャー

「予想以上の反響でした」

真優

「そんなに?」

担当マネージャー

「はい」

担当マネージャー

「そこで正式にユニットを結成します」

真優

「ユニット!」

美優

「私たちの?」

担当マネージャー

「もちろんです」

そして。

資料の最後のページ。

そこに書かれていた名前。

『Twinkle Twins』

真優

「可愛い!」

美優

「双子らしいね」

担当マネージャー

「デビューシングルを発売します」

真優

「CD!?」

担当マネージャー

「CDです」

真優

「夢みたい……」

小さい頃。

テレビの前で歌っていた。

アイドルに憧れた。

声優に憧れた。

その夢が。

少しずつ現実になっていた。

夜。

マンション。

真優

「CDデビューだよ!」

雷斗

「聞いた」

美優

「正式なユニットも決まった」

雷斗

「おめでとう」

真優

「もっと驚いて!」

雷斗

「主人公になった時ほど驚かない」

真優

「ひどい」

美優

「少し分かる」

その後。

大阪組にも連絡。

グループ通話。

賢太郎

「CDデビュー?」

玲美菜

「すごい!」

龍太郎

「どんどん遠い存在になるな」

真優

「ならない!」

将規

「おめでとう」

将信

「努力の結果だな」

玲美愛

「サイン今のうちにもらっとく!」

真優

「まだ早い!」

みんな大笑いした。

しかし。

その笑顔の裏で。

新しい挑戦が始まろうとしていた。

CDデビュー。

レコーディング。

ジャケット撮影。

雑誌取材。

ライブ準備。

今まで以上に忙しくなる。

でも。

真優

「やろう」

美優

「うん」

真優

「双子で」

美優

「最後まで」

二人は拳を合わせる。

主人公声優。

そして。

新人アイドルユニット。

夢はまだ続く。

むしろ。

ここからさらに大きくなっていく。

第53話 完

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