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202.終焉機ヴィクティム ☆

[作者]

梅上‬ 様


[あらすじ]

 荒廃した地上。うごめく宇宙から飛来した機械生命体ASID。奇病に侵され残されたたった三人の男性と十万人の女性が空に逃れた世界。

 目を覚ましたらそんな世界の地下、古代兵器の中で目覚めた少年柏木誠。

 彼は地上を闊歩するASIDの殲滅を決意する。ただ一つ、帰りたいという願いをかなえるために。


[感想]

最初から最後まで一貫して伏線の張り方が上手でした。多分この作品、読み終わったあとにもう一度読むと、より楽しめるというか作品への深みが増すと思います。

基本的には未知の敵と戦うロボットものだという認識で大丈夫です。そこに主人公がなぜこの世界に来たのかなどの秘密や、圧倒的不利な人類の生活などが描かれています。ただまあ殆どは主人公が戦いつつ自分の謎を追っていく感じですね。

主人公最強というか扱う兵器が最強ですけど、どうして扱うのが主人公なのかも理由がきちんと用意されているので特に問題なく読めました。また、あらすじから見る感じがっつりとハーレム的な展開になりそうですし、実際主人公はモテますが、先ほども言った通り戦闘と主人公自身についての謎の解明が殆どなので、想像しているよりもかなりハーレム要素は薄めだと思います。しかも世界観的にハーレムなのが受け入れやすかったです。

正直終わり方については賛否両論だと思います。私も評価を10にしなかったのはそこが大きいですし。全体的にみるとハッピーエンドっぽいのですけど、とある方面からみるとバットエンドよりにもなるのですよね。設定や伏線もしっかりとしていますし、満足なのですが、ifルート的なのが欲しいかなあという気がします。いやほんと切実に求む。読んだことがある人はなにを言っているのかわかると思いますし、読んで共感してくださる方は多分いるでしょう。ここではネタバレになるから無理だけど誰かと語りたい 笑

とりあえず長すぎでも短すぎでもない丁度良い長さですし、なのにしっかりとした伏線があるので満足感は十分あると思います。評価点でわかると思うのですが、読み終わったあと私は言葉で上手く表現できないほどかなり満たされました 笑

人類滅亡の危機に瀕している世界に気づいたらいた主人公がおくるロボットバトルアクション、そんな物語を読みたい人は是非一度読んでみてください。


[評価]

総合評価:9

恋愛:3

ハーレム:4

無双:4


[その他]

完結済み作品

文字数:60万文字

読了時間:20時間程度

作品URL:https://ncode.syosetu.com/n7953ch/

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