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召喚チート能力者の異世界ライフ  作者: マルチなロビー
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386話 風邪の時くらい寝かせろ

 仕入れに関して色々と聞かれてしまい、オレンジジュースを気に入った皇帝が、俺たちは帝都に残るよう言われてしまい、俺たちは男爵と別れて帝都に残る事となった。

 帝国からガルボが貰えるのなら、別に販売しても良いかもしれないが、規定違反に引っ掛からないだろうか、それだけが心配であったが、これに関しては見逃してくれたようだ。


「タイチ様、これからどういたしますか? 帝国が用意してくれたギルドハウスに住まわれるのですか?」


 ミリーが心配そうな声で聞いてきた。


「いや、別にギルドハウスを借りるつもりだ、しかも相手に見つからないようにしないといけないので、その仕掛けも作らにゃならんだろうな。アイギス、帝都外れに手頃な物件があるか調べてきてくれ」


「えー! それなら、皆で行きましょうよ!」


 唇を尖らせながらアイギスが言う。この目をされると断り難いので、溜め息を吐きながら仕方がなく全員で行くことにして、俺たちは新しいギルドハウスを借りてきたのだった。

 正直に言うと、ここから先が問題であり、面倒臭い仕事になるのであるが、こればかりは全員に手伝ってもらう必要があるから、文句を言っても手伝わせようと心に決めた。

 それから直ぐにスコップを召喚して、全員に渡すして作業内容を伝えると、皆は言われたとおりに作業を始める。

 誰も何も文句を言うこともせずに、言われたことをやるのだが、肝心なところは自分でやらないといけないため、面倒だが最新の設備などを設置していく。火を使うことがない家を完成させるのに、全員の力を合わせれば、一日もあれば足りる事だと言うことを、俺は始めて知ったが、それなりの理解を知らないと、いけないことも分かった。

 ネルラでは分からない事は他の者が知っているので、他の者が教えながら設置していた。

 翌日になり、俺は風邪を引いたらしく熱が出ているため、体が怠くて堪らない。取り敢えず風邪薬を召喚して、休むことにした……のだが、俺が起きてこないことに不安を抱いたシオンと、ミリーがやって来たが、朝食が無いと騒いでいる奴らがいるらしく、どうすれば良いのか判断を仰ぎにやって来たようだ。


「簡単な飯で良いのなら、これでも食ってろ……」


 そう言って人数分のフランスパンを召喚しすると、俺の体力は底を付いたかの様に眠りに就いた。

 気が付いたときは皆が俺を囲むようにして看病しているようだが、どう見てみ俺の睡眠を邪魔しているようで騒がしい。


「俺は風邪を引いているんだがね……。ゆっくりと寝かしてくれると助かるんだが……」


「大丈夫なんですか! 本当に大丈夫なんですか!」


 ミリーが耳元で叫ぶように言い、俺は耳栓をして、薬とスポーツ飲料水を飲み、マスクして再び眠りに就こうとするのだが、馬鹿どもが俺の体を揺すってくるため、俺は全員を部屋の外へ追い出し、鍵を設置して眠りに就くのだった。

 翌朝になると熱は下がっているのだが、まだ体が怠い。しかし、昨日みたいに騒がれると面倒臭いので、取り敢えず朝食だけは作っておこうと思ったのだが、たまには手を抜いても構わないと、思いながらインスタントのレトルトカレーを召喚して、鍋に水を沸かしてレトルトカレーを入れた。ご飯に関しては三分でできるものを使い、簡単にインスタントカレーを作って、全員の食卓に並べてから、俺は薬を飲んで眠りについた。

 夕方になって目を覚ますと、体の怠さが抜けたので、ようやく風邪が治ったようである。念のために栄養ドリンクも飲んでいたため、治りが早かったのだろう。

 体を動かして解すようにストレッチをすると、新しい着替えを用意して台所へ向かうと、台所が戦場のようになっていた。


「なんだ……これは?」


 俺が立ち尽くすように見ると、カミュが外から戻ってきたらしく、台所へやって来た。


「あ、タイチ様! 病気は既に治ったんスね!」


「あ、あぁ……。だが、これはどういう状況だ?」


 カミュは話難そうにしていたが、話てくれる。どうやら昼飯を作ろうとしていたのと、俺の昼を作ろうと全員が奮闘したらしいのだが、俺が作った朝食よりも不味かったらしく、試行錯誤していたらしいが、どうも味が上手く出せないとの事で、この様な惨劇になったらしい……が、気持ちは嬉しいのだが、ここまでやる必要は無いのでは?

 取り敢えず片付けからスタートするのだが、一人でやるのは大変過ぎるため、カミュにも手伝ってもらうことにした。

 全員が戻ってくる頃には片付けが終わり、俺はそのまま晩飯の仕度を始めた。カミュは片付けが終わった時点で、ホールに戻ってもらい、テーブルを拭くように指示すると、疲れた声で返事をした。

 夕食はビーフシチューのレトルトにして、三分で出来上がるご飯を用意した。

 皆はホッとしたような顔をして晩飯を食べるのだった。

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