貴方に逢いたい……
メルナセリアは愛しいグランディオのことを思い浮かべ妄想が膨らみ……。
自分が泊まる宿の部屋。まだ余韻が残っている。
グラン……好きです。そう言えたらいいのに……。
言えない自分の不甲斐なさに、ハァーっと息が漏れた。
明日……逢える。
そう思うも今すぐグランに逢いたい気持ちでいっぱいだ。
「考えても仕方ありませんよね。着替えて寝ましょう」
寝なければ早く明日がこない。着替えてベッドに横になる。目を閉じ寝ようと試みた。
グラン……。
目を閉じるとグランの姿が浮かび興奮して目が覚める。
なんてこと……グランの裸体を想像してしまうなんて。
そう思っている間にも、どんどん想像が膨らみ体が熱くなってきた。
これじゃ……私が変態みたいじゃない。
考えないようにと何度も試みる。しかし余計に酷くなった。
あー……一緒に暮らせたらいいのですが。
そう思った瞬間、私の顔が熱くなった。
なぜ……グランの裸体が…………ああ……最悪ですわ。
どうやっても脳裏から消えてくれない。余計に想いは募るばかり……。逢いたいと云う思い。抱かれたいと思う気持ち。
それらを掻き消そうと思えば更に恥ずかしいことが脳裏に浮かんでくる。自分は異常なんじゃないのかと思ってしまうほどだ。
こんなんじゃ……グランを目の前にしたら、とんでもないことをしてしまうかもしれないわ。どうしたらいいの……。
うつ伏せになり枕に顔を埋める。泣きたいような恥ずかしいような気持ちと裏腹に再びグランを思い浮かべて枕を抱きしめた。
好き……こんなにも愛してる。気持ちだけでも伝えたい。でも……怖いわ。グランに断られたら……。
嫌われるくらいなら死んだ方がマシだと思い涙が出てきた。
だけど、そんなことをしたらグランに永久に逢えなくなると思い余計にツラくなってくる。
明日……大丈夫よね? 逢って……普段の通りにできるのかしら。ううん、できるじゃなくて……するのですわ!
それには気持ちを切り替えないといけません。グラン以外のことを考えましょう。
そう思い食べ物やロマンス小説とか植物などを脳裏に浮かべた。
フワフワのクリームケーキ。オオハサミガニでつくった料理も捨てがたいわねえ。あとはブルブルブタのステーキも食べたいわ。
あー……まだ平民の食事で食べていないものが沢山ありすぎます。
そうだわ! 今度グランと一緒に……。
またグランのことを脳裏に浮かべてしまい体が熱くなる。
なんでですの!? こんなんじゃ……グランに逢えませんわ〜!! 明日は逢うのをやめようかしら……いえ駄目、余計に妄想が膨らんでしまいます。
だけど困ったわ……どうしましょう?
涙が出てきた。ツラい……自分でも制御できない気持ち。これをどうやって堪えたらいいのか、どう考えても分からない。
枕に顔を埋めグランを思い浮かべてしまい再び自問自答していた。
読んで頂きありがとうございます(*^ω^*)
『眠れませんわ』…byメルナセリア
『オレもだ。しばらく休めると思ったのに……』…byグランディオ
『……( ̄▽ ̄;);;;………』…by作者
という事で次話もよろしくお願いしますo(^_-)O




