100.2025年5月 4期決算 税引後利益2兆631億円
藤原秋風 31才 2011年高校三年生に転生し、大学卒業、四菱商事へ入社後、司法修習を経て独立。
2025年5月
日本秋風の第4期決算が固まった。
株式投資等2兆1,850億円、最終の金投資売却利益4,841億円とビットコイン売却利益6,250億円で3兆2,941億円。
経費控除後は3兆623億円となった。
10億の損失を控除し、税引後2兆631億円という結果となった。
10億の損失は、三豊ホテル事業の土地購入の一部で詐欺に合った事である。
利益額が大きい秋風の会社では、損失の影響は少ないが、管理部門への教訓となった。
今回は、地主が外国法人であった事と、代理人が偽造した外国法人の書類により登記所も司法書士も騙されていたので、景山が不穏な空気を察して秋風に注意を促していたものの、フランス旅行と重なってしまった事もあり、色々な悪い点が重なった結果である。
「もっと止めるべきだった。申し訳ない秋風」酷く落ち込む景山。
「いや、中国の商事情報に慣れている者など少ないだろうし、司法書士も含めてプロ集団が騙されているので、仕方が無いと思う。しかし、景山は何処に引っかかったの?」秋風が質問する。
「法人から任されているとはいえ、全て単独で判断している所が違和感を感じていて、1回も誰かに物事を確認する事をしなかったところかな。完全に委任されて任される事もあるのだろうけど、そこに違和感を感じた。それと、投資法人なら土地運用に詳しい人じゃないといけないだろうしね。会話の中で最低の運用利回りの返答が得られなかった事かな。普通に考えて、誰しもが中国人の運用基準を知りたいと思うんだよね」景山が答えた。
「先方の不動産会社も完全に騙されていたと聞いているから、プロの詐欺集団なんだろうね」
「警察からの質問攻めも大変だろうけど、同業者の中での噂もついて回るので、大変だと思う」
「まあ、ホテル事業、水素事業、海運事業、本業の投資事業の全体が順調なのと、4年間で初めての損失なので、事業を行う上で損失は必ず何かしら起きうる事であると考えれば良いので、前を向いていきましょう」皆に奮い立たせる言葉のつもりであった。
ホテル事業の目玉としては、三豊市に近い島を5つ購入出来たことである。平均で30億、総額200億円で
島のリゾート施設用地を購入することが出来た。
三豊市詫間の漁港から海上タクシーと提携するか、専用船を購入するかを検討していた。
詫間側にも空き家が多いのでリノベホテル建物は比較的早くに購入が出来た。
各施設は近い場所での購入が出来た為、メインのホテルから徒歩で移動ができる。
メインホテルは病院をリノベした施設である。食堂施設をそのまま利用できるので大きな内装工事は不要であった。各宿泊の民家には温泉タンクから温泉供給が可能であり、カガワヒノキ風呂はインバウンドに人気となる事は間違いないものと考えていた。
個人資産 ドル:14万ドル 円:8,000万円
日本秋風預金 1兆8,655億円
日本秋風資産 728億円
日本運用資金 8,000億円
運用内容 ベンチャー・不動産投資3,000億円
AI株式運用 5,000億円
ハワイ秋風 60万ドル
ドバイ秋風 7億ドル
ドバイ秋風(運用) 22億ドル
2兆8790億円
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