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48不老不死からの解放

 男たちは永徳の許可を得て、相沢たちににじり寄る。二人は男たちから逃れるように部屋の奥に移動する。部屋の出口には永徳が立っていて、部屋から出るのは不可能だった。永徳は、彼女たちを見て、面白そうに笑っているだけだ。さらには、婚約者に対してとは思えない発言をする。


「じゃあ、僕はここで、あなたたちの様子を見ているから、思い切り乱れたらいいよ。永遠は僕が卒業させてあげる予定だったけど、別に他の男でもいいよね。男なら誰とやっても不老不死から解放されるからね。あなたはどうする?僕が卒業をさせてあげてもいいけど、当然、それは今この場で、みんなからの視線にさらされながらになるけど」


 僕は他の人に見られながらする趣味はないけどね。


 婚約者は、部屋にもともと待機していた男たちと永徳を見比べる。そして、どうせ犯されるならと、弱々しくも永徳に聞こえる声で自分の意志を告げる。


「は、初めては慎吾がいい。み、見られてもいいよ。だから、私を不老不死から解放し」


「やだよ」


「で、でも」


 永徳は婚約者の言葉をバッサリと切り捨てる。それでも必死に食い下がる婚約者を画面越しに見ていた実乃梨は、憐れに思ってつい、声をかけてしまう。


「永徳さん、それは婚約者に対して無責任ではないですか?」


「栄枝さん、ですか?ここに来ていたんですね。今、どちらにいるんですか?今日は一緒に行けなくてすいません」


「それは気にしていません。今は婚約者さんのことですよ。彼女に対して負い目を感じているのなら、あなたが」


「ワカリマシタ」




 永徳は実乃梨の言葉を最後まで聞くことなく、婚約者を自分に引き寄せ、相沢や男たちがいる目の前でキスを始めた。婚約者は抵抗することなくそれを受け入れている。


「く、くるし」


「ねえ、栄枝さん。見ていますか?栄枝さんの頼みだから、こうして他人の前でヤルんですよ。オレの雄姿をしっかりと目に焼き付けてくださいよ」


 こうして、永徳と婚約者の男女の行為が、別の部屋にいる実乃梨や和音の視線にさらされながらも実施された。


「い、嫌。わ、私も、慎吾に」


「お嬢ちゃんはあいつに振られていたから、おじさんたちとやろうねえ」


 目の前で始まった永徳と婚約者の行為に相沢が声を上げるが、行為に夢中になっている二人に相沢の声は届かない。それどころか、部屋の男たちによって、服を脱がされていく。


 相沢は男たちに交代で犯されることになった。


 二組の行為を実乃梨と和音は目をそらすことなく眺めていた。




「や、やめて。も、もう、げん、かい、だから」


「まあ、初めてだとこんなものだよね。仕方ないねえ。じゃあ、僕はこれで終わるから、後は他の男たちにかわいがってもらいな」


 永徳は黙っていれば、イケメンと呼ばれる部類の容姿であり、婚約者の彼女もそれに釣り合う容姿をしていた。婚約者はサラサラの黒髪を肩まで伸ばし、色白な顔によく映えていた。大きな二重の瞳に桜色の唇で、華奢な身体は男たちの庇護欲を誘う。


 そんな彼女が永徳に犯され、頬を上気させ、けだるげに永徳に行為を止めるよう訴える。彼女の身体には、永徳と彼女自身の体液が付着していた。


 しかし、永徳は彼女の身体をいたわることはせず、部屋の男たちに彼女を引き渡す。


「エイトク、とか言ったな。お前、本物の悪魔だな。だが、くれるってんなら、もらうのがオレ達男ってものだ」


「い、いや」


「可愛がってやるから、いい声で啼いてくれよ」


 部屋の男は永徳以外に五人。相沢を犯しているのは三人でそれ以外の男たちは手持無沙汰に二組の行為を見ているだけだった。彼らは永徳から引き渡された婚約者の身体を触りだす。



「おい、こいつ、気持ち良すぎて気を失っちまった」


「まったく、根性なしだな」


「初めてで三人銜え込んだんだ。大したもんだぜ」


 相沢は三人の男たちに犯され、気を失っていた。彼女の身体には自分自身の体液と男たちの体液で汚れていた。



 こうして、相沢と婚約者の下腹部から、不老不死の証である紋様は消え去った。



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