第22話 ファミレス
「ふー、オレ今から晩飯だから。何食おうかなあー。
まあいいや、まずね、俺君は1人1人の女の子とのことでいちいち一喜一憂し過ぎ!そんなんじゃすぐ疲れちゃうよ」
ファミレスに着いて席に座るやいなや、竜さんは言った。
「そうですか?とゆうか今のところ憂しかしてませんけどね」
竜さんは「確かに」と言い笑った。
「俺君さ、女の子とラインはどんな感じでしてる?長文打ったり、追いラインとかしちゃダメだよ」
「追いライン?長文は打ってないですけど」
「追いラインってのは、相手が返事してないのに何回もラインすることだね、家族とか彼女なら良いだろうけど、付き合ってない女の子には基本しちゃダメだと思ったほうがいいね」
「俺、アリサにめちゃくちゃ追いラインしてました」
「反応良くなかったでしょ?相手にも都合ってのがあるから、返事が来るまでは他の女の子にでもラインしときゃいいの」
「返事がずっと来なかったらどうしたらいいんですか?」
「その時はこの女はオレの良さが分からないんだなって事だからスパッと忘れて次の女の子に行くんだよ、女の子なんか無限にいるんだから。」
「すごいポジティブですね」
「言ったろ?いちいち一喜一憂してたら疲れるって」
俺は確かにそう考えたほうがいいな、とさっきまで落ち込んでいたことが段々恥ずかしい事のように思えてきた。
「他にはラインで気を付けることありますか?」
「あとはね、女の子に怒らないこと、スタンプは使わない、遠回しな言い方をしない、ってこととか、電話する前には電話してもいい?って聞くことだね。
女の子が今日こんな事かあってーとか話してくる時あるでしょ?その時は絶対に否定しない。そりゃあムカつくよね、とか、頑張ったね、えらいなって返してあげる」
「おお、確かにモテそうな返しですね」
「そりゃあ、一応女の子からモテるのを仕事にしてましたから」
俺はこういうことをスラスラと言語化できることが素直に流石だなと思った。
「まあラインは基本こんなもんだね」




