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第1話 初歩

こんにちは。光宙と書いてピカチュウといいます。


これは私がもてない高校生(柔道部、陰キャでデブ)からNo.入りホストになった経験を元に、恋愛がうまくできない男が居酒屋の店主の指導のもと、女性にモテるコツを理解してモテるようになっていく、という人名以外はなるべくリアルに書くお話です。


1話につき1分で読める、余り時間でもキリ良くサクサクと読んでいける小説にしています。


なので女性とうまく恋愛ができない男性、もっと女の子からモテたい男性に読んだ内容を実践して信じれるようになりながら読んでもらいたいと思っています。


完全に男目線からの話です。女性から見ると不愉快な表現になるかも知れません。ですが逆に男ってこう思ってるものなんだー、と知ってもらえるかと思います。


よろしくお願いします。



  一話 初歩

 

 不幸である。今なら世界中の女が皆殺しになっても平気だ。俺のことを愛してくれる女を除いて。

 

 

 女に愛されない男がいる。俺だ。

つい十五分前も二週間かけてアプローチしていた女に振られたばかりだ。これで今年に入って失恋したのは三人目である。

 

 

 友人が開く飲み会で知り合い、必死に機嫌をとった時間と、女が小動物のような笑顔で盗んだ俺の心は十五分前に塵と化した。

  

  

 自分で言うのも何だが俺の顔面は美形とは言わないまでもそれなりの顔だ。身長も平均程度で、性格だって悪いと言われた事はない。そんな俺は不機嫌を隠すことのない顔のまま、雨の中ある店へと向かい歩いている。

 

 

 「食べ飲み処 ばくばく」大通りと川沿いの道の間にあるその店は、驚きの美味さもなければ高くも安くもない。しかし気軽に入れる雰囲気がある。

 

 

 チリンと鳴らし店に入ると三十代半ばほどの男がカウンターから迎えてくれた。

 

 「お、いらっしゃい」

 

 この店の主人であるこの男は皆から竜さんと呼ばれており、なんでも親の遺した借金を女衒をして返済したという逸話を持っている。女に振られた後はこの店で晩飯を食べるのは俺の失恋時のルーティーンとなっていた。

 


 「珍しい、今日はお客さん少ないですね」

 


 「そう?うちそんな忙しくないし、こんなタイミングは結構あるよ」

 


 軽い挨拶を交わし、カウンターに掛けた俺は暇そうだった空気に気まずさを感じた事もあり、初めて竜さんに軽口混じりに、真剣に悩んではいないという体で今回の女との知り合ってから振られるまでの事を話した。

 


 「ああ、それは仕方ないかもね」

 

 

 「どういうことですか?」


 

お前なんぞに何が分かるのか。そう顔に書いてあったかも知れない。

 


 「それがわかるようになるのが最初の第一歩だね。聞くかい?」

 

 

 

                 

                   

                    

 

 

 

 

 

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