第37話:水の都ウォーネと七つの奇術師全員集合③
今回で水の都ウォーネ決着!2本投稿、すみません;
悪魔騎士と戦う中、七つの奇術師達は苦戦を強いられていた。イブは思う。
(分かってたけど、こんなに強いなんて・・・)
「グルマン!」
すると、ハヤテの攻撃が悪魔騎士にダメージを与えた。イブはハヤテに振り返る。
「ハヤテ!」
「これは俺に任せろ!」
「ダメよ!危ないから!」
「俺はもうガキじゃない!強くなったんだ!」
言い合いの中でシェルダンはハヤテの魔法にあることを感じた。イブに言う。
「イブ、これは彼に任せよう」
「でも・・・!」
「彼の魔法から膨大な魔力を感じる。まだムラがあるが。それでも悪魔騎士に絶大なダメージを与えることはできるはずだ。イブ、こればかりは頼む」
「・・・分かった」
ハヤテは走る。悪魔騎士の攻撃を避けながら。そして彼は・・・
「クロワ!」
悪魔騎士に絶大なダメージを与えて倒した・・・。
「これでレインマジックハットの欠片は全て集め終えた。良かったね、イブ」
レインマジックハットの欠片を集め終えるイブは悩んだ後に意を決して想いを告げようとする。
「あの・・・!」
しかし、シェルダンはケースの中の写真を見る。そこには彼の妻子だった・・・。
「・・・!!」
イブは失恋のショックで何も言えなかった。ハヤテはただ彼女を励まそうとして撫でるしかできなかった・・・。
次回、イブの失恋にハヤテは・・・!?そしてあと3話+エピローグでこの物語を終わらせる予定です。お楽しみに!