ピザ回路
ピザはうまい。世界はこのうまさをしらない。ピザは中毒性がある。
ピザの食べたらない世界があったとしたのならそれは地獄だ。とろーりチーズだ。
俺はうまいヤニを求めて旅をする。ヤニは重要だ。
少女が倒れていた。俺は直ちに回復ピザを食わせた。
「ふぇぇ」
少女が目を覚ます。どうやら見た感じ。魔術師のようだ。
「あなたが助けてくれたのですか!」
元気いっぱいのようだ。何よりだ。
「そうだ。俺はトム、トム・ジャックスだ」
少女の名前はリロというらしい。
「この辺は魔獣も弱い。倒れる理由が見つからないのだが」
するとリロは。
「おなかがペコペコで餓死していました」
そうか、食料が枯渇していたわけか。
「よかった。俺はピザを無限に出せる食糧問題は解決だ」
「一緒に旅しませんか!私は回復魔法が使えます!」
回復か、回復はいらないのだが
「そうか、なら、条件がある」
「なんです」
「料理はできるか、俺は腹がぺこぺこだ」
「できます!」
しかし、食材を持ち合わせていない。次の街までお預けだ。
「しかしリロよ。どうして旅なんかを」
「私は仇がとりたいのです。死んだ。妹の仇を」
そうか、魔物にでもやられたのか。
「魔王を倒したいのです!」
魔王、だと。
「すまん。それは無理だ」
「どうしてですか?」
魔王とは腐れ縁のようなものだ。簡単にはいかんのよ。
「いろいろだ。いろいろ」
少女は頭にはてなを浮かべる。
しかし困ったな。魔王退治はやるべきではない。世界のバランスが崩れてしまう。
「しかしどうせなら、強くなれ。リロよ。強くなれば道は開かれる」
そうだ。強さこそ正義なのだ。それをリロに教えよう。
「分かってる」
夜が近いな。鈴虫たちは一層高鳴りをやめない。
「ピザのベットはいかがかな。あとピザのシャワー」
ピザ魔法で最低限の生活はできる。ピザは偉大だ。
ピザピザピザ。
そうだ。AIを作ろう。
「魔法が使えるんだったよな」
「うん」
構築魔法でAIを作れるんじゃないか。やってみる価値あるな。
「やってみたいことがある」
数週間後。
「これで基礎はできた。試すぞ」
「はい」
球体の魔法回路が動きだす。
『初めまして』
おお動いた。
『私はうんちです。うんちうんち』
だめだこりゃ。




