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銀の瞳と黒の翼を持ちし者  作者: 淡月 朧
1章 蒼ノ瞳 銀ノ翼
1/4

1章1話 今日はこんな日だった。

始めまして、朧と言います。

この作品を見てくださり、有り難うございます。

次回からの作品の前書きではもっと崩れた口調になりますのでご了承ください。

ふざけた話やたまに学校の愚痴も言います。←愚痴は言うんじゃないですよ。←嫌ですよ←バカですかアナタ。



チリリリリリリリィン!

澄んだ目覚ましの音がなる。

もぞ、と動いて時計をパシリと叩き、止める。


「……ふぅあぁあああ……。」


大きな欠伸を1つ吐き、背伸びをする。


「ん……今日は、あぁ、火曜か。」


狭いアパートの部屋の一角にある窓の外を眺める。

まだ暗いが、憂鬱そうな、鉛色の空だった。

それはまるで、自分の心を表しているようであった。

ぼんやりと時計を眺める。

時刻はまだ午前3時前だった。

(あぁ、弁当作んなきゃ……洗濯は出来そうにない。はぁ。)

しかし何時までもそうしていては埒が明かないので、温かい布団の中から渋々出る。

初夏とは言え、早朝はまだ冷える。

床の冷たさにぶるりと震え、キッチンに向かう。

がこ、と冷蔵庫を開け、何があったかと、考える。

(あ、卵ある。んじゃあ、タマゴヤキ作って、後は何にしよう?)

ほぼ空っぽの冷蔵庫のなかを見て思わず苦笑する。

取り合えず腹が減ったのでまずは朝食を作ることにした。

コンコン、パキュッ! ジュウウゥー!

特に何もなかったので、パンの上に目玉焼きをのせて食う。

むしゃむしゃ。

うん。普通の味だ。いつもの味。

ごくん、とタマゴヤキを作りながら呑み込む。


「ふぁぁあ……学校やだなぁ……。」


呟いて、はぁ、と溜め息を吐く。

結局、弁当の中身はタマゴヤキと漬物、白ご飯と、フリカケになった。

我ながら普通の弁当に何とかなったとしみじみ思った。

あの空っぽの冷蔵庫からよく作れたな。


◇◆◇◆◇


ごいごいと自転車をこいで学校に向かう。

俺の通う事になる高校は可もなく不可もなく普通の県立学校だ……らしい。

スマホ、電子機器、犬や猫以外のペット持ち込み可の学校らしい。

(何でなんだろうなぁ……)

まぁ、それは別にいい。

いや、良くないかもしれないが、それ以上に俺には嫌なことがあるんだ。

と言うか、スマホとかは分かる、が、ペットOKって。

あぁ、嫌なこと、それは……


「おーい幽月(ゆうげつ)ー!」


何時の間にか隣にいた男子に声をかけられ、驚いたようにしてそちらを向いた。


「あぁ、なんだ。お前だったのか。」


相変わらずごいごいとこぎながらほっと息を吐く。

隣にいたのは数少ない友人であり、親友である燈夜であった。


「なんだ、つれない返事だな。ここで女子ならキャーとか言うのに?」

「俺は女子じゃねぇよ。何いってんだ。朝からバカ言うな。」


呆れた言ってやるとムッとしたように返してくる。

何時ものやり取りだ。


「なんだよ、人が折角手本として教えてやったのに……」


いや、手本て何だよ。

何の手本だよ、何の。

……カノジョとかは面倒だから要らねぇぞ。

それとも、

「俺が女顔だとでも言うのかよ?」


そう言うと俺は自転車から片手を放し、顔に掛かっている前髪をかきあげた。

(おお、良く見える。切ろうかな?)


「あ、あのな、お前そんなの学校でやるなよ? いいな?」


若干顔を赤くして伝えてくる親友。

そういや燈夜は俺に出会う前、ここの学校に少しの間、一ヶ月くらいの間、居たらしい。

ボーッとそんなことを考えていた俺はそんな言葉に現実に引き戻された。


「? は?」


あまりに意味がわからなかったので、そういう声が漏れてしまった。

後悔はしていない。キリッ。


「いや、いい……」


自転車をこぎながら、方を落とす燈夜に器用な事をするもんだなぁと、感心していたが俺がしっかりしないととか呟いてる燈夜に、さすがに心配になり、大丈夫かと聞くと、呆れと怒りの混じった表情でお前のせいだー! と怒られた。

何故に?

理不尽だ。


◇◆◇◆


ところで、突然だが今日は転校してきてたりする。

しかも戻ってきたと言う最悪の形で。

これが嫌なことである。

燈夜に着いてきたら一番来たくなかったところに来てしまった、と言う形だ。

中学のとき引っ越して、引っ越した先で出来た親友なんだ。

ちなみに燈夜が高校の時、少しの間此処にいて、俺は中学のときから向こうの、燈夜と出会った高校にいた、と言うわけだ。

……そこ! 寄生虫とか、引っ付き虫とか言うな! ニヤニヤすんなぁ!


~話を元に戻します~


「え~今日からこの学校に来ることになった~……えぇっと?」


ちら、と見られたので小さく溜め息を吐き、がた、と立ち上がる。

(一番始めに自己紹介とかどんな罰ゲーム、いや、地獄だよ。)

ちなみに出席番号は12番だった。

12番目で良いじゃんかよ……

俺はゆっくりと立ち上がり前を向いた。

何時もは下ばかり向いてるからな。


「あー、前に来て自己紹介しろよー。」


とのことなので、嫌々前にいく。

本ッ当に、勘弁してくれよ……

いやマジで。

人見知りさんの俺がこんな事するなんてありえねぇ……

やめてくれ……

そんな思いとは裏腹に、状況はどんどん進んでいき、早くしろと視線が急かす。

好奇心たっぷりの目。

はぁ、と溜め息を吐く。


「……俺の名前は幽月(ユウゲツ) 翔靈(ヒリュウ)です。好きなものはゲームと運動。料理など、家事全般が得意です。宜しくお願いします。」


「うっがぁぁーーー!!」

「どうした燈夜ー。」

「何でお前はそう無防備で無自覚なんだぁ!」

「は? どーでもいいわ。それより俺は人見知りちゃんのおれに自己紹介させるほうが信じらんねえ‼」

「どーでもよくねぇぇーーー!!」


「「こんな感じで行きます。」」

「お楽しみにー!」

「「お前誰だよ‼」」

「はいはいー。これからはもう二人増えるかもよー。」

「「は!?」」


作品を読んで←それはもういいです。←スンマセン

誤字脱字、意見などがあったらジャンジャン言って下さいませ!!

うぇるかむ! です!

鋼とガラスのハートをあわせ持ってますので!←何ですかそれは。←知らねぇですよ。

とまぁ、ぐだぐだですが、これで終わろうかと思います。

次回は決まっていません。


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