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艦魂企画書

企画書「21gの少女達」


艦魂

三笠爆沈以来帝国海軍は沈んだ軍艦の再戦力化に対する研究を行う段階で目をつけたのが艦内神社で、つまり艦の魂そのものであった、軍艦の建造の段階において艦内神社に特殊な電波らしきものを当てることにより霊体化する事は第一次大戦後の戦間期に日本が実用化した技術で、後に有名になる陸軍科学研究所登戸出張所が開発した、もちろん当初の技術関連は陸軍管轄だったものの後に第三勢力として勢いを伸ばす輜重軍へと移された、未だ謎の多い技術で軍内でもオカルトめいた存在で誰も近寄ろうとはしない、艦魂も海軍管轄だったのが管理の面目で今は輜重軍がこれを管轄している、別名はオカルト軍


輜重軍

オカルトめいた存在感で書いた注文書通りの弾薬などが翌日には届いていると言う意味不明な軍隊、もちろん輜重軍の管理する工場もあり弾薬等はそこから生産される物と陸軍が作る物がある、実態そのものが謎で輜重軍へ就職するのは事実上の左遷以上のなにものでもなかった、軍内の口の硬さは世界一でありかのイギリスやアメリカでさえオカルト扱いしている、実際オカルトでイギリスやアメリカから派遣されたスパイに帰ってこれたやつは誰もいない、


サルベージ船

輜重軍の管轄するオカルトめいた船舶で陸軍の防空基幹船のような外見にレーダーを扶桑のジェンガ艦橋のごとく積み上げた「世界一醜い艦」、実態は仮装巡洋艦のような火力と輸送船のような輸送力、さらに敵味方も知らないうちに海域を突破する隠密行動能力や揚陸艦のような艦内設備など、そしてもっともオカルトめいた艦魂のサルベージ能力である、味方からは死神、敵からも死神とあだ名されるその船は、まだ謎が多い、


再建

世の中には様々な魂がありそれを霊体化させる技術を持つ輜重軍が、例えば沈んだ艦の魂をサルベージしてこれをドックの中央に社を作り一晩すればそこには昨日沈んだはずの艦が現れていることから名前を付けられた、この再建という行為は空陸海いずれの艦船や車両、航空機に適応される、そのオカルトめいた行為のため軍関係者も関わりを持ちたくないほど、





企画書「21gの少女達」


1939年ノモンハン


この時陸軍は重砲不足により嫌々ながら輜重軍へ艦魂の派遣についての依頼書類を作成していた、


「何でそんなオカルトめいた存在に頼る必要があるのか、私は目にするまで信じていなかったし陸軍の兵站兵と何が違うのか疑っていた」


後に石原莞爾はこう述べている、


輜重軍第二戦隊、艦魂扶桑以下四名の派遣が決定した、


艦魂そのものも既にオカルトめいているが、

少女達四名が派遣されただけでは実際陸軍の何に貢献できるのか、

それは一種の物理法則を無視するような空間書き換え能力であり、

例えば大量の弾薬を空間を書き換える事により一時的に自分が持つ別の次元に保管しておくことが出来たり、

さらに自分の艦としての姿を空間の書き換えにより転送出来たりするのだ、

この時のノモンハンの場合では艦の水線より上の構造物を転送するため本土の方では扶桑型や伊勢型のドック入りが行われており、もちろんこのドックも輜重軍管轄の特別ドックなので艦を入れたら部外者以外設備の外へ締め出されるのだ、

その艦はもちろん無人である、一体誰が操作するのかと言えば艦魂自身が次元の歪みやらなんやらの物理法則を無視した方法で操作するのだ、

いわば無人化である、

こうして、陸軍は海軍と輜重軍への交渉により苦労せずに重砲を手に入れた事になる、


「それからは一方的だったよ、艦魂が操作する陸上戦艦が敵の重砲をことごとく潰していったからな」


石原莞爾は、

この時まだ東条英機によりこの輜重軍へ左遷されるとは夢にも思ってなかった、

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