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ライトノベル作家志望者の夏休み部活動

作者:渡邊裕多郎
 主人公、佐田哲朗と、同級生、鴻上由紀乃ふたりだけの、駄弁り部と化した文芸愛好会に、ある日、転校生の一年生がやってきた。御堂静流という少女は、ライトノベルを書きたいという。たまたま、過去、雑誌に短編が掲載された佐田。静流は佐田に弟子入りを志願する。困っている人間を放っておけない佐田は、ネットで知り合ったプロ作家から、ほうぼうの編集部の助言等をまとめた虎の巻をもらい、同級生の由紀乃と一緒に、静流へライトノベルの書き方を教えるのだった。ほかにも、

「恋愛を知るには、プールでカップルの会話を聞くのがいい」

 という理由でプールへ行ったり、夏休みなので、由紀乃の妹で小学生の春奈が遊びにきたり、漫画部の日沢茉奈が佐田と静流をスカウトにきたり、まるでライトノベルのような部活動をする三人。そして、基本的なキャラクターとサブストーリー、メインストーリーができた三人は、静流の家で実際に執筆をはじめる。だが、静流の母親はライトノベルを認めていなかった。「けがらわしい」とまで言う静流の母親に、佐田が切れる。

「職業に貴賤なんかないだろう!」

 この言葉で静流の母親もライトノベルを認める。一方、佐田も佐田で、本格的にライトノベルを書こうと思い立つ。

「なんで書かなかったんだよ?」

「最後まで書く根性がなかったんだ。基本中の基本が、俺にはできてなかったんだよ」

 由紀乃の質問に苦笑する佐田。

「で、どんな話を書こうと思ってるんだよ?」

「ライトノベル志望者の夏休み部活動、かな」

 これは、第22電撃小説大賞で二次(2次)落ち、第5回オーバーラップ文庫大賞第1ターンで二次(2次)した話です。

 この話は、「カクヨム」、「ノベルアップ+」にも掲載しています。
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