ビアンコ・ネーヴェ
【ビアンコ・ネーヴェ】
ネロの分身。半自立性で、ロレーナたちと暮らしている間に自我が目覚めてしまったので、一人の女の子として暮らすことになりました。
ビアンコはイタリア語で『白』、ネーヴェは『雪』を表しています。思い切りネロとネージュさんを意識していますね。更に、散々ネロに似ているとか、ネージュさんに似ているとか、そういったやり取りをしたので意識している度はマックスです。
容姿はネロを女体化させたものそのものです。分身なので自分に似たものしか作れなかったネロが、せめて性別だけでも変えて自分だと分からないようにしようとした結果でした。お陰で、ネロの女子力を備えたパーフェクトガールの誕生です。欠点があるとすれば、貧乳だというところでしょう。ずっと女の子と付き合ったことがなかった、自称硬派なネロにはその辺の想像力がなかったのです。残念ですね。
ネロのことを主と呼びますが、その言動には敬意の欠片もありません。アホ呼ばわりをするぐらいなのでお察しですね。クソ呼ばわりにならないだけよかったということにしましょう。
ネロはすぐに手が出るタイプですが、ビアンコはすぐに足が出るタイプです。どちらも暴力的なのに変わりはありませんね。男であるネロを蹴り倒すことが出来る程度には力があるので下手したらビアンコの方がネロよりも強いです。主よりも強い分身。主って一体なんなんでしょうね。
魔力の塊であるため、ビアンコにはネロのような弱点はありません。しかし、魔力の供給が途切れると消えてしまうので、ネロそのものが弱点と言うべきなのかもしれません。更に、ビアンコには味覚、痛覚、嗅覚がありません。粘土にカメラとマイクをくっつけたものと言えば分かりやすいでしょうか。ただ、ネロのページで言った通り、分身とネロの感覚は繋がっているので、ビアンコが感じていない痛みなどは全てネロが感じていることになります。つまりビアンコが攻撃を受けるとネロにダメージがいくので……大変いじめ甲斐がありますね、はい。
その後、トリパエーゼに戻ってからは『主みたいなアホと一緒にいたくない』という思春期の娘みたいなことを言ってロレーナの家に居候しています。クリムに気を使ったのかもしれませんが、ネロにはブランテが憑いているのでビアンコが居なくても二人きりにはなれないという事実に彼女は気付いているでしょうか。いないかもしれませんね。
基本的に中身はネロなので、ネロを脱がすことに関しては全く抵抗がありません。変に自我を持ったせいで軽くネロのことを同族嫌悪しているので、ことあるごとにネロに嫌がらせをしようとしています。とんでもない分身ですね。結果、2のラストであったような暴挙に出るわけです。ネロとビアンコが夫婦だったら、ネロは常にDVに悩まされそうですね。その中にビアンコからネロへの愛があるかどうかという点については疑問を抱かずにはいられませんが。
ネロが女の子になったバージョンと考えると、実はここで一つの疑問が生まれてきます。それはブランテの彼女問題。
ブランテはナンパしてばかりいますが、本気で誰かを好きになったことは無いように思えます。ネロの女子力が余りにも高かったので、女の子達と比べてしまったのでしょう。ネロが勝ってしまうわけです。しかしネロは男。スメールチのようにバイではないブランテは、流石にネロには手を出すことはできません(腐っている私からすれば、手を出していただいて結構むしろもっとやれ状態なんですけれども)。そこに出てきたのがネロと同等の女子力を備えたビアンコ。これはもう、ブランテはアタックするしかないかもしれませんね。
余談ですが、ブランテの理想の女性像というものを考えていった結果、『料理が上手いだけではなく、ブランテの好みをおさえてくれる』『どんなに家を空けても待っていて、帰ってきたら温かく出迎えてくれる』という二つがとても重要だということが分かりました。ロレーナでもこの条件は達成できそうですが、どうしてでしょう、ネロに敵う気がしません。
こんなことを考えていると、ブランテがビアンコの正体を知らない状態でビアンコと出会ったときどうなってしまうのだろうかという考えに至ってしまいます。パラレルワールド的な世界で試してみたいものですね。




