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辺境の神子は静かに暮らしたい。  作者: EVO
間章 神子は居ない
109/109

エピローグ

ヴェリルナイト王国にあるラフィスタの地は神子に縁のある土地柄として有名だ。


今代の神子は不幸な事に早世してしまったが

彼女の居た僅か8年の功績は輝かしいものとして歴史には刻まれている。


7歳という幼き神子は惜しみなく力を奮い、瘴気を払い

辺境伯の精鋭部隊と共に魔物を瞬く間に駆逐した


生命を救う神の御業とも言える治癒の奇跡で救われた者は数知れず。

彼女が生み出した薬は従来のものより遥かに優れていた。



彼女の尽くした土地、ラフィスタには不思議な事が今でも起きる。


疫病が流行っても早期終結して大事に至らない


死にかけた者はラフィスタの領都にあるマリア総合治療院に行けば助かる


出産は安定して母子共に健康で済む



奇跡の治癒は無いはずなのに起きる奇跡

その陰には黒髪の凄腕の治癒士が居たと言われているが真偽のほどは確かではない。




だが、黒髪の女性と銀狼が街の中を散歩している光景はよく見られたという


黒髪は神子の証


ラフィスタには今でも神子が住まう

そんな噂がいつまでもいつまでも流れていたのだとか

・・・






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