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夢レンタル33

夢レンタル33



近藤龍之介・・・・彼は実は自分がどうなっているのか薄々分かっていた。

脳の研究をしているうちに、あることにぶち当たってしまった。それは

教授でも分からず、しかもまだ学会でも発表されていない未知のことだった。


龍之介はその未知のことが夢レンタルを見続けることで解明されると思っているのだ。

だから、あえて毎日夢を見て頭痛とも戦っていく決心をした。

頭痛の先に何かがあることを信じて・・・・。


今やじーさんとの関係はかなり重要であり部屋を貸すことで彼と近づける。

そしてもっと重要な人物は、じーさんの彼女の山咲はるかだ。


ダブルデートで知り合いになって、オアシスの内部情報をそれとなく聞き出す。

それと、じーさんの会社のことももっと詳しく聞きたい。

いったい何をしようとしているのか?


人の脳を人口的に刺激すると脳がどう反応するのか分かった上で夢レンタルを始めたのか?



龍之介は人一倍正義感が強く、やると決めたことは必ず決行する。

そして必ず結果を出さないと気が済まないのだ。

結果を出すためなら綿密な計画も立てるし、芝居じみたこともする。

でも決して嫌われないようにすることで計画を実行しやすくしていく。


かなり頭がキレないとできないが、龍之介はそれをさほど苦労せずできてしまうのである。

まさに天性の持ち物である。

そんな龍之介は、今の時点で教授より先に行ってるのは分かっていた。


・・・・・この前、教授に頭痛の原因は何かを聞いたが、返事が未だにない。

教授も龍之介と同じところに目をつけたのだが、スタートが龍之介より遅かったというのが

態度でわかったのだ。教授という立場上、学生より遅れをとる訳にはいかないという態度が

龍之介には手に取るように分かってしまったのだった。


龍之介は学生という立場をわかった上で教授と接していた。

もちろん教授には夢レンタルのことは言っていない。

普通の生徒を演じているのである。





じーさんからの連絡でダブルデートが実現する報告を聞き、すぐにあきらにも連絡をとった。






このダブルデート実現により4人の人生は大きく変わって行く・・・・・・







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