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チェスの国  作者: テープコーン
3戦目 黒の領
91/91

3-18

 


淡々と告げるレオポルト。

カイトは終始礼の姿勢をとったまま無言でいた。


そんな彼を上から下まで一瞥し、ノルベルトはニカッと笑うと言う。



「・・・いいんじゃね?俺様もコイツは『シュピオン』に向いていると思う」


「そうか」



ノルベルトからのいい返答を貰え、レオポルトもホッとしたように表情を弛めた。


ポンポンとレオポルトの頭を撫で、ノルベルトはラトガルドを抱えたままカイトの目の前に立つ。



「カイト」


「・・・はい」


「お前、記憶力に自信は?」


「記憶力、ですか?」


「そう。記憶力」


「良い方ではあると思いますが・・・」


「よし。ならこの模擬戦(チェス)が終わった後、手話を覚えろ。『シュピオン』は基本的にレオの指揮下だが、俺もレオも指揮が取れなくなった時、ラトの書く文章を一々読むのも面倒だろう。お前が覚えて他の連中の通訳になってやれ。今の『シュピオン』にラトの手話を読める奴いなくてな。近々何とかしようと思ってたんだ。丁度いい」


『・・・ノルにぃ』


「そんな顔すんな。ラト。俺達には何時何が起こるか分かんねーんだぞ?最悪の想定は常にしとくもんだ」


 

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