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年下俺様婚約者と忘年会

飲めや歌えや大騒ぎ

今日は忘年会です。一年に一度のお祭りですので、学生達も賑わっています。私とリオ様は生徒会役員として忘年会の実行委員もやることになりました。リオ様はとても緊張していらっしゃいます。実行委員として頑張っていた王太子モードのリオ様も素敵でしたが、いざ本番になり緊張しきりなリオ様も可愛らしいですわ。


「リオ様、大丈夫ですわ」


「ははははは!当たり前だ!全てこの俺に任せろ!」


「ええ、頼りにしておりますわ」


「ははははは!アンに頼られたら失敗するわけにはいかないな!」


「まあ!リオ様が失敗なんてするはずもありませんわ!自信をお持ちになってくださいませ! 」


そういって私はリオ様の頬にキスをします。途端に真っ赤になるリオ様。


「…そ、そうか。ははははは!うん、よし!それもそうだな!たかだかスピーチをするだけだ!失敗などするはずもない!」


「はい。リオ様なら完璧にこなしてくださいますわ!」


そうして忘年会が始まりました。学園生のたくさんの方々が参加しに来ました。ですがこのくらいは序の口、昼に学園で行う忘年会よりも夜にお城で行われる忘年会の方がより賑わうのです。リオ様にしっかりと乗り切ってもらうためにも、私がしっかりとお支えしなくてはいけませんわ!


「皆、おはよう。今日もいい朝だな。これも全て俺が神に愛されている証拠だろう。今日は忘年会。皆にもリラックスして参加してほしい。そして、皆で新しい年を迎える準備をしようではないか!安心するがいい。この俺がこの学園にいる限りこの学園に所属するお前達の未来も明るいだろう。今日もこの俺に感謝しつつ、存分に遊び、交友し、忘年会を楽しむがいい!」


リオ様が言い終わると、わっ、と歓声が上がり、リオ様も満足そうに舞台から降りてこちらに戻ってきます。


「どうだアンよ。見事なスピーチだっただろう」


「はい!さすがリオ様ですわ!惚れ直してしまいます!」


戻ってきたリオ様をハグします。リオ様はリラックスした表情で、さすがは俺だな!と言いつつ笑います。やっぱりリオ様は素敵ですわ。そんなリオ様の頭を撫で、頬にキスをします。真っ赤な顔になるリオ様。可愛らしいですわ。


この分なら今夜の忘年会も大丈夫ですわね!リラックス、リラックスですわ、リオ様!頑張ってくださいませ!

次の日には新年会

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