第九話 講習会
読んでいただけるとありがたいです。
前の扉から講師が入ってきた。
「おはようございます。今回の講習を担当する佐藤勝利【さとうしょうり】です。短い間ですけど宜しくお願いします。では、前の方から資料を配ります。」
配られた資料の中身は専門的な用語を多用しており大変分かりづらくなっていた。さすがお役所仕事だ。理解できるか不安だったが、佐藤講師が分かりやすく解説してくれた。
・日本国内のダンジョン内では、日本国の法律が適用される。
・ダンジョン内での犯罪行為は、通常より重罪となる。
・得られたアイテムは政府公認の企業又はダンジョンショップでしか売買を行ってはならない。
・アイテムの売買時に税として10%を課せられる。
・ステータス・スキルが存在するが一部を除きダンジョン外では、機能しない。
・ステータスには、レベルが存在してモンスターを倒すほど上がっていく。
・モンスターには、銃器など現代兵器は効果が出ない。
・探索者はランクでカテゴリが分かれており、ランクによって潜れる階層が制限されている。
大切な事はこの辺だろうか。この後、簡易的な試験が有るので必死に覚える。そのおかげなのか試験をスラスラと解けて無事に探索許可証が発行された。
受け取った許可証にはGと記載されておりこれが今の自分のランクらしい。
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次は、ホームセンターに向かう。本当は、立派な装備屋に行きたいが、平凡な社会人だった僕には、高望みが過ぎるのだ。ただホームセンターと言っても侮ってはいけない。昨今では、様々な物が売られている。
まずは、武器だ。選択肢は、3つ。バール・ハンマー・シャベルこの内ハンマーは振り回すほどの筋力が無いので除外だ。残りは、バールとシャベルの2択。迷ったがここはバールにする事にした。理由は、ゾンビ映画で活躍しているのを見ていたからだ。そんな訳で武器は決定した。
後は、ヘルメットと作業用のツナギに軍手を購入した。ぱっと見土木作業員だが、いずれ立派な装備を身につけようと心に決めた。
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