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詩集  作者: 豊田直輝
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5/28

その5

【無重力】

無重力のような空間に私がフワフラ浮いている

それが何か無性に納得がいかなくて

突き詰めていると私自身の境遇があまりにも不安定で

そこが全ての原点である気がした。

このまま浮遊状態で楽しめる事なんてない

それを強く思い状態を打破したいと思った時

私自身の記憶が正常に動き始めたんだ

【鳥のように】

しがらみという心の牢獄を出たいと思う

子供の頃から囚われの身であり

不自由という言葉が適切である

身体が囚われているのではない

心だけが不自由で拘束をされているんだ

私の境遇では無理もないなと完結するのは

あまりにも安易な結論である

もっと自由に

鳥のように

強く羽ばたいていけるなら

私の人生は違う局面になるんだけれども。

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