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詩集  作者: 豊田直輝
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3/28

その3

【呼吸】

呼吸の間に水を飲む

ただその繰り返し

息を吸っては水を飲み

息を吐いては水を飲む

息を吸って息を吐いて私は循環している

生物の基本構造というものは

イエスキリストが生まれてから2000年経過しているけど

何か根本的なものを掴めたのだろうか

私は呼吸を無意識の段階から意識化に移す事で

生命の命の源泉というものを見つめている

あれ?

何回息を吸ったっけ

【死んでいく意味】

絶望という音がヒタヒタと心の闇に迫っている

私の実感としては日常ではあるのだけれど

希望の無い毎日はすなわち絶望としてのレッテルを貼られるものであり

光という光明を見出すことができない

昨日も闇であり明日も闇であるのは想像がつく

このまま何も変わらないで時間が無常に過ぎるのだろ

そして

私は生きる意味をみうしなったまま

蹲るように地面にひれ伏して死んでいくんだ

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