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詩集  作者: 豊田直輝
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23/28

その23

【荒れた世界】

静かに生きたい

そう願いながら雑踏の中に身を置いている私は

収集のつかない複合産物

世の中は荒れており

世紀末は過ぎたはずなのに世紀末よりも

酷い世界の情勢の中にいる

あまりにも荒れているこの世界は

警察や軍隊ではどうしようもないのだろ

私はコーヒーを飲み

静かに布団に転がって

荒れていない世界を求めながら

明日もきっと荒れた世界に身を置くのだろ

【カフェ】

暑さの中で哲学を見出す

暑さとは何なのか

汗をかくとは何なのか

その事を追求する中でいつの間にか暑さを忘れている

通っていたカフェが潰れる

何だか切ない気持ちとなれり

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