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詩集  作者: 豊田直輝
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21/28

その21

【虫】

希望というものが私から離れていく

何にも残らない私の足跡は

あまりにも淡白であり味気ないものである

人生に何の傷跡や歩みというものを残さないので

人としての歴史には無用の存在である。

偉大なる人達は足跡を大きく残して死んでいくけれど

私はひっそりと

虫のように消えていくのだなぁ。

【身の回り】

私の身の回りはスッキリしている

物を溜め込まない性質が効いているのかもしれない

物だらけの部屋で過ごしているのなら

何だかゴミ溜めの部屋で過ごしているようで

気分が良い方向に向きにくい気がする

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