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詩集  作者: 豊田直輝
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10/32

その10

【激務】

静かな帰路の会社道

仕事での酷使とも言える時間からの解放

忙しかったが故に

その時間という束縛から解放されるのなら

心の発露とも言える感覚を覚える

これだ

この解放感だ

何事も平坦の人生であるのなら

淡々としたものになるのだけども

激務の後の解放感というものは

格別の味だと覚える

【生きる道】

スーパーの中をウロウロしている

ひもじい毎日を過ごしており

何かを食べないと死んでしまうのはわかる

しかしお金を持っていない

仕事を持っていない

人との関係を持っていない

ないない尽くしで何も無い

私に生きる道はあるのか?

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