永光傍仁……
「…………」
「……ケイゴ!……………」
「…………」
「……お………は……しん……よ〜」
「…………」
「……ケイ………死んじ………よ〜」
「…………」
「……それは、困るよ〜……」
「…………」
「……内臓が、内出血してるよ〜今寝たら、ケイゴ死んじゃうよ〜」
「…………」
……だれ……
「……ケイゴ弱すぎるよ〜ほんとダメだよ〜内出血だよ〜ギルド大変だよ〜」
「…………」
……だれ……君は……
「ケイゴダメだよ〜本当にダメ過ぎるよ〜回復出来ないよ〜光属性だけじゃダメだよ〜ケイゴが死んだら困るよ〜
「…………」
……俺……死ぬの……そうか……
「ケイゴ、どうするの〜このまま死んじゃうの〜? 私困るよ〜」
「…………」
……いや、死にたくないよ……でも、生きたくもない……理由がないよ……
「……約束したんじゃないの〜守るのが約束だよ〜私困るよ〜」
「…………」
……約束……そんなの全部破けたさ……俺がいなくてもいい約束ばかりだった……他の奴がしてくれるさ……
「ケイゴはきっとまだ死んじゃダメだよ〜私が困るよ〜ケイゴしか居ないよ〜私困るよ〜」
「…………」
……俺しか居ないって……まぁこんなデブスそこら中に居たら人類の歴史泥まみれだぜ? ……てかさっきから自分が困るから言ってるだけじゃ……
「……ケイゴ起きてるでしょ〜分かってるよ〜なんで起きないの〜私困るよ〜」
「…………」
……ふ……心地いいんだ……この空間が……このまま寝かしてくれ……楽になれる……
「……ケイゴはいいの〜? 皆んな笑顔じゃないよ〜ケイゴはいいの〜? 私困るよ〜」
「…………」
……誰だって笑わない日くらいあるさ……いずれ笑える日が来るだろ……めんどくさいな……
「……泣き虫〜弱虫〜チョロ虫〜困るよ私〜」
……途中違うの入ってるよね?! 最後変えてきたね?! なんかかわいいね?! さっきから自分が困るだけだからだよね?! 俺は寝たいの! このまま寝たいの! いいの……誰か他の人がいる……だろ……
「……諦めちゃダメだよ〜逃げちゃダメだよ〜そしたらケイゴ……後悔するよ〜」
「…………」
……寝かせろって……さっきから何だよ……俺以外がいるって言ってるだろ! 役に立たない俺より、強くてあんな棍チクショーなんか倒せるだろ!
「……ケイゴしか居ないよ〜皆んな捉えられちゃったよ〜それに私は……
……ケイゴが起きないと困るよ〜としか言ってないよ? ギルド大変だよ〜だけで、ケイゴに聞いていただけだよ〜倒せなんて言ってないよ〜♪」
「……?!」
「倒したいんでしょ〜? 助けたいんでしょ〜? 皆んなを……あの人を……ケイゴが好きな人を……盾士になりたいって、守りたいって言ってたよ〜私は、そんなケイゴが良い♪
起きよ〜よ〜♪ ケイゴの歩む道は、私が照らすよ〜♪ ……永光傍仁だよ〜」
「…………」
……えいこうそばに?
「永遠に光は真っ直ぐ! 壁があっても、光が増せばその壁を溶かして進む! 友達の傍に居てあげる……
一人じゃ超えられない壁も、2人で照らして溶かせば良い……光は皆同じ速度ですすむんだよ〜だから……ず〜〜と傍に居られるでしょ〜?」
「……永光傍仁……」
ケイゴは、目を開く。
「……やっと起きたよ〜♪ えへへ♪」
目の前には、優しい光で出来た人がこちらを見ていた。
「……起きちゃったよ……寝てたかったのに……」
ケイゴは、そう言う割に、和かやな顔だった。
「ダメダメだよ〜ケイゴはダメダメ〜♪」
光の人は、楽しそうにその場をクルクルと回る。
「……君は誰なの? 教えてくれませんか?」
ケイゴは、回る光の人に聞く。
「えへへ♪ やだ〜♪ 今のケイゴにはおしえてあげな〜い♪」
クルクル回る光の人は、更に回る。
「……なら……どうなればおしえてくれるの?」
ケイゴは、聞く。
「……強くなったら教えてあげるよ〜♪ 皆んなを……守ってあげられるくらいになったら♪」
光の人は、回るのをやめ手をこちらに出す。
「……私の手を掴んで見せてよ〜
私は君と……永光傍仁」
「……分かった……永光傍仁」
ケイゴは、その子の手に触れた。
すると……周りが光を増す……
「……私はケイゴと一心同体……だから
…生きて」
そう最後に聞こえた。
ケイゴは、目を覚ます……現実に向き合うため……そして……約束を守る為に……
この言葉……私が考えてみました。
永光傍仁そう言える人に会いたくなりました。




