未来へ繋ぐモノ編 人物・アイテム紹介
この章までの登場人物、及びアイテムのまとめです。
(章ごとにルカ達の季節は巡り、年齢も重ねていきます。)
◆ルカ・クラウディア
20代目前にして10代後半の最年少賢者。亡き母親がかかった難病である低魔力症を研究している。人を助けるために賢者になったため、人から助けを求められれば無条件に動く。家族は黒猫・ノアール、ミイラのマミ。母親は故人だが父親は生死不明で誰かも知らない。
◆ノア
未来から来たルカとグレンの息子。そろそろ10歳らしい。呪われた母と、その呪いを半分肩代わりした祖父の二人の呪いを解こうと、怪我をした父親の代わりに薬草を探すため、過去の両親の力を借りに来た。普段から家族の手伝いを行っているようでグレンの作業を助けた。
現在に来る際に時間を移動する懐中時計の魔道具と魔法の弾を発射する見た目がおもちゃのような魔道具を持参。今回の時間遡行で精神的に成長した。また、現在のルカとグレンにルカの家族についてのヒント(『魔弾の魔術師』、『妖精の丘のベル』)を残した。
◆グレン・ウルクハート
魔界のモデルもしているが薬師二種という免許を持った駆け出しの薬師。貴重な薬草の採取を許されている。薬草採取のためルカとノアに同行する。飛行には箒ではなく絨毯を用いる。姓が出たのは今回が初。
◆月のサリエル(月兄)
月の運行と月から人々を見守る大天使。妹は死神サリエル。魔界の民であるルカ達にとても友好的で、天界に浮遊する巨大な岩クジラの島『ヴィー・バレーノ』へ案内する。
◆ヴィー・バレーノ
天界に浮遊する巨大な島。正確には岩クジラという生物と石の中間的なもの。背中には命の樹という生命力を与える光り輝く大樹があり、茨の檻と森で守っている。入り口にある試練を乗り越えることで命の樹への扉が開く。天使もいないと入り口が開かないし、天使にしかヴィー・バレーノの言葉はわからない。つまり、天使の同行も必要となるため、命の樹の枝葉の入手はかなりの高難度。
基本的に天界に居り、天使の子供が生まれる頃に命の樹の祝福を授けに回遊してくる。
◆マイアとスケア
魔界の死者の国の入り口にある老舗の香水店『AMaiA』の店主と従業員のアンデッド。なんだかんだ意地悪なことを言いつつも助けてくれるリッチのマイア。ルカのことを気に入っており色々と意地悪なことを言って構いたがる、ちょっと屈折した愛情を持っている。お人好しでおしゃれなアンデッドを目指すスケルトンのスケアは意外と子守りの才能がある。マイアはルカとグレンをある薬草を持っているお得意様のところへ案内する。
◆アスタロト
過去と未来を見通す、水曜日に召喚される地獄の公爵。黄緑の毒々しい色の長髪をツインテールにして黒のゴスロリドレスに身を包んだ可憐な少女。しかし、吐く息が猛毒なため人と会うときは毒を回収する酸素ボンベのようなものがついたマスクが欠かせない。自らの特性により召喚されず、会いに来てくれる者もいないので寂しがっている。見た目が同い年くらいの友人を望んでいる。逆境大華という猛毒など大気や土壌がひどく汚染された場所に生息する薬草を多く栽培している。ちょっと舌っ足らずなしゃべり方の可愛いドラゴンとペットの蛇と暮らしている。
◆ラミアー
未来からノアを追ってきた怪物。元々は魔女であったが、未来のルカを呪った代償で怪物化してしまった。子供達を賢者にして賢者の母というネームブランドを得て影で賢者となった子供を操りたかった。怪物化すると基本的には知能や理性は大きく下がるのだが、会話や状況に応じた魔法を使うなど、もともと高い知能があったようでルカ達を苦しめた。精神的に作用する催眠術で最後にルカを苦しめたが、ルカの家族と仲間の声により敗北する。現状、唯一ルカにはっきりと救えない、赦せない、と言わせた人物。現在では裏で何か準備を進めている。未来に戻ってからは地獄で生きたまま炎に焼かれている。
◆アイラ・アラルベーラ
かつてルカと賢者の座を争ったルカと同級生の天才魔女。ルカの賢者の魔力を奪おうとするなど因縁のある相手だが現在は改心しており、現在は人間界で魔法無しで過ごす刑を与えられているが、心穏やかに過ごしている。
今回は本人ではなく幻影として登場。ラミアーの術にかかったルカを助ける。
◆ノアールとマミ
ルカの家族。姉貴分を気取る黒猫(魔界原産のヘルキャットという品種)のノアールとミイラのマミ。早くルカとグレンが結婚してくれないか、と待っている。
◆未来のルカ一家
ノアが持ち帰った薬によりルカとルカの父親は復活した。グレンはゆっくり療養することになるが、幸せに暮らしている。ラミアーに敗れたその他の仲間も療養中。
アイテム・ワード
◆霊薬
「天空の涙」、「命の樹」、「逆境大華」という入手困難な薬草と他数種類の薬草を組み合わせて作られる薄く黄緑色をしたとろみのあるテクスチャの薬。淡く発光している。呪いを浄化し生命力を与える効果を持つ。
実は入手困難の三つの薬草は未来では絶滅、あるいは希少性が上がり採取禁止になっており、ノアは過去へ来ることでしか採取できなかった。
◆おもちゃのような銃の形をした魔道具
おもちゃのレーザー銃のような形状をした魔道具。魔力を込めて銃に記録された魔方陣を銃口に展開し、引き金を引いて魔力を込めた光線型の魔弾を発射(照射)する。魔弾が魔方陣の中央を通過することで魔弾にその効果を持たせる。登録されている効果を側面のボタンで選択することで複数の効果も重ねがけることが可能。撃った対象をノアの命令一つで意のままに操ることができる効果をノアは好んでよく使う。
魔道具メーカー・フォーサイス社製。
◆懐中時計型時間移動の魔道具
懐中時計を元にした時間を移動する魔道具。昔の賢者が時間移動を禁止したため、その魔方陣は秘匿されている。しかし、悪魔や天使の一部は時間移動の能力を有しているものがおり、その筋からこの魔方陣を得たものと思われる。時計を分解しなければ見えない位置に魔方陣が彫られている。こちらも魔道具メーカー・フォーサイス社製だが、恐らく世界でこれを持つ者は未来でもノアだけである。
◆呪い
魔女が未来のルカにかけた、相手を死に至らしめる呪い。相手を呪い殺す程の強い呪いをかけた側は、呪った際の魔力の穢れにより自身も呪われた姿になる。呪いの程度により体の術者の体の変化度合いは変わる。
呪いの解除、及び浄化には浄化魔法を使用するか、ノアが求めていた薬草を使った霊薬による方法の二種類がある。ルカの父親のような特異体質の者に肩代わりをしてもらい効果を軽減・減衰させる方法もあるにはあるが魔法や投薬よりも時間がかかる。
不定期更新の新章はいかがだったでしょうか?
ルカ・クラウディアという一人の少女がこれからどんな人生を歩むのか、気になった方はまたいつか見に来てください。不定期更新なので半年や一年後とかにまとめてバババンッと更新されているかもしれません。
現在、本作の次章を制作中です。そして、この前完結した私のもう一つの長編『IMATE』という小説の番外編を2つも制作してます。こちらもそのうち公開できるようにしたいです。
それではまた、いつの日か。




