セダと光の属性神
夕です!
ミオは光り輝く槍を出してセダの剣を受け止める。
『リュカ、こいつに勝てたらプリン2つだ』
またプリンかよ。
「はいはい、わかったから。真面目に戦え」
セダが後ろに跳んで間合いを取る。
『私は真面目だが』
「前、前っ」
再びセダが切りかかってきた。
~ミオside~
天界の若僧が……!
私に敵うとでも?
セダを素早くよけて、槍を構える。
「やりますね……」
『なにがだ?私はまだ何もしていない』
「そうですか。では、何か見せてくださいよ」
『………いいだろう』
セダの横を風が通り抜けた。
目にも留まらぬ、一瞬の出来事。
『見えたか?』
ばっと振り返るセダ。通り抜けたのは風ではない。
つ……と一筋、紅い血がセダの頬を流れた。
「…………っ」
~リュカside~
すごい……。
ミオが戦うところ、初めて見るけど……強い、速い。
「速い………」
『ミオは光の属性神だ。風の速さも司る』
「へぇ……」
だったら、ミオが負ける心配はないな。
『次は我が行く』
「は?俺だ」
「えっ、ぼくだよ」
そんな争いをしているいるにも、2人の戦いは続く。
ミオは手を抜いているのだろう。だがセダも楽しんでいるように見える。
「あなたはそこそこやるようですね。少し厄介だ」
『ああ。お前は私を倒せない』
またあのスピードでミオの槍がセダの首元をとらえる。
「ここで私が少しでもこれを動かせば、お前は死ぬが」
「それはないですよ………!」
ギィィイインとセダの剣が槍をはじいた。
ミオがバランスを崩す……と、セダが突っ込んできた。
『チッ……』
パッと紅の飛沫が散った。
「ミオ!!」
『大丈夫だ。死んだらプリンが食べられないからな』
腕からポタポタ血が落ちている。
「やっと一撃ですか。キツいですねー………」
こっちサイドからギオウが進み出る。
『ミオ、我とかわれ』
『ナヌィ?駄目だ、まだ私がやる』
『その腕ではプリンが食えないぞ?』
『かわろう』
しぶしぶ……と、いうよりあっさり帰ってくるミオであった。
「手、大丈夫か?」
『何のことだ?』
見ると、切られたところを光が覆っていた。
光が消えると、傷はきれーいになくなっていた。
『今の戦い、プリン何個分だ?』
はぁ………、プリンなんかあげるんじゃなかった。ギャップがありすぎる……。
―――――と、セダとギオウの戦いが始まった。
次は秋雨さん!




