表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大切な場所  作者: 緋絽
PR
36/62

凄絶な美と壊れた指輪

緋絽です!

ザザザザザッと木の中を落ちる。

地面に落ちると隣にカナタも落ちてきた。

「いってぇ…」

枝やらなんやらで傷だらけになった腕をさする。

「厄介だな。学園にも追いかけられるなんて…」

「あぁ~くそっ、なんで学園外に出ちゃ行けないなんて規則があるんだよ!!」

「捕まったら、1週間の謹慎だろ!?その間に逃げられちまうよ!!」

「そんなのいやだ!!」

壁の向こうで大人たちの声が聞こえた。

「いそごう」

「うん」

中へ入っていった。

「二手に別れるか」

「そうだね。ぼくあっち行くよ」

「じゃ、俺こっち」

「わかった」

ぼく達は別々の方向へ走っていった。

気配をたどると森の中にいる事は確かだ。

「……こっちか」

そこに向かって走る。

――と、急に気配が学園のほうに向かいだした。

なんだ!?

その気配を追う。

あいつの気配は学園内に入っていった。

なんで…すぐに入れる…!

学園長達の役立たず!!

≪転移≫で中に戻る。

先生達に気づかれないように気配を追う。

こいつの向かってる先は―――!!

リル達のいる寮!!

スピードをあげる。

またぼくの友達を傷つけようってか!?

許さない。許さない、白服!!



レナside

「…リュカ達何してるのかなぁ…」

「学園外に出るなんて…どうしたんですかね…」

「ホント…。…ガネルがあんなことになっちゃって…もしかして犯人を捜しに行ったのかな…」

「ムチャですよ。もしかしたら死ぬかも…」

リルと私は不安になりながらリルの部屋にいた。

「ちょっと窓開けるね」

ガラッとあけた。

風が入ってくる。

「ん~気持ちー!」

瞬間に目の前に男が現れた。

ガネルを傷つけた人だと思った。

ブンと剣が振り上げられた。

「キャ…!!」

キンとぶつかったような金属音がして目を開けた。

パキンと何かが割れる音。

前で誰かが男の剣を受け止めていた。

「リュ…カ…?」

受け止めている人と目が合う。金色の目。思わずひかれてしまう美しさと震えるほどのおそろしさを兼ね備えている目―――。

「誰……?」

受け止めている人が男の剣を力で押し返して私から離すとそのまま逃げている男を追いかけていった。

「あ……っ」

カチッと何かが手に当たる。指輪…?割れてる。

これ…見たことある…。多分…リュカの…。

「今の…リュカ…?」



次は夕さん!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ