第ニ革 記憶
遅れました…
すいません
〜夜〜
じいちゃん、話があるーー。
そうか、なら奥の部屋まで来い。
うん‥(なんか、きょうのじーちゃんはいつもとは違う…いつもより、こわい)
それで、話は何じゃ。
あのさ、じいちゃん‥
俺…この村を出ようと思う!!
ーーそうか、ならちょうどよかった。
わしも丁度その話をしようと思ってたんじゃ。
ハルよ、よくきけ。
まず、お前さんを村出すことはまだできん!
は?なんでだよ!!
まあ、そう焦るな”まだ”だと言っておるじゃろ。
うん‥ごめん。
でな、お前さんがこの村からでたいのなら、今からあと約3年‥
この村で修行を積み、レルナス魔法高等学校に行くのじゃ。
話はその腕前になってから、良いな?
(俺は首を縦に振り、覚悟を決めた)
それからはーー
朝、日が昇りきる前に起床し、
木の剣を持ち、
家の庭で素振りと打ち込みをする。
朝飯を食べた後、じーちゃんが村に呼んだ師範と稽古。
その後、村の本を使って文字,魔法,その他いろいろなことを学ぶ。
そんな日々を過ごしているある日、事件は起こった…
最近音沙汰がないライが俺の練習場にいるではないか。
おい!!何でお前がここにいるんだよ!!!
別に?なんだっていいじゃないか‥今日から私も練習に参加するから…
よろしくね?”ハルくん”笑笑
はあぁぁぁぁぁぁぁぁ?????????
その慣れないハルくん呼びに
戸惑いを隠せず、俺は膝から崩れ落ちた。
ふぉっふぉっふぉっ
(その老人感溢れる笑い声は…)
じーちゃん!!
じーちゃん〜なんでだよぉ‥
なんでアイツがいるんだよぉ…
ふぉっふぉっ
それはな、
「ライもお前さんと共に行くからじゃよ、レルナス魔法高等学校に…な」
えええええええええええええええええ!?!?!?!?!?!?!?
その日を俺は忘れることはないだろう…一生。
でも…その時の空は青く澄んでいて、なんか懐かしく感じた。
うっうぅ、何だ‥これ?
俺と、ライと、「もう一人の…俺?」
お前は一体…
あっ…バタッ
ハルっ!ハルっ!!
お前さんっ!!
おいっ!!
そうして俺は、その記憶を懐かしみながら…
眠りに落ちた。
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