番外編 キャラ紹介 王都護衛編
誤字とか設定違いがあるかもしれませんが久しぶりのキャラ紹介です。
トビー
『僕を、正式な弟子として、空さんたちと一緒に冒険させてください!』
年齢:15歳
種族: 人間
肩書き:Dランク冒険者、空の「第一の弟子」
【外見】
細身で中性的な容姿をした少年。一見すると少女と見紛うほどに整った顔立ちをしており、気弱そうなタレ目と、少し癖のある柔らかな栗色の髪が特徴。装備は極めてシンプルで、体格に合わせた小ぶりのレザーアーマーを着用し、背中には大振りの矢筒を背負っている。
【――気弱な少年から神の弟子へと】
アーリスの街の貧民街近くで生まれ育ち、生きるために冒険者となった。元々はEランクの下層で、他の冒険者から雑用を押し付けられたり、パシリにされたりする日々を送っていた。「ロッキド鉱山事件」の混乱の中、偶然生き残ったことでDランクに棚ぼたで昇格。実力が伴わないまま今回のローゼンス家護衛任務に参加し、最後尾の荷台で空とエドガーに出会ったことで運命が激変する。
【性格】
基本的には気が小さく、心優しいお人好し。自己評価が低く、強大な魔物や威圧感のある人間の前ではすぐに足が震えてしまうヘタレ属性。しかし、根は非常に真面目で素直。自分が認めた相手(空やエドガー)への忠誠心と尊敬の念は人一倍強く、一度決意したことは地獄の修行であっても食らいつく泥臭い根性を持つ。
【武器・戦闘スタイル】
武器:一般的な長弓
これまではただ矢を放つだけでしたが、断罪の峡谷で空から直々に「真の弓矢の使い方」を叩き込まれたことで変化。
自らの身体を「魔力を通すただの筒」として扱い、大気や己の魔力を一点に凝縮して放つ光速の一撃《穿光の矢》を習得しました。
まだ完全に自分の力として制御しきれてはいませんが、空のサポートがあれば、格上の|魔物(デュラハン級)の核をも正確に撃ち抜く圧倒的なポテンシャルを秘めています。また、放った矢を魔法で手元に回収し、近接戦闘のナイフ代わりに扱う器用な立ち回りも学びつつある。
【対人関係】
・空
恩人であり師匠、自分を「変えてくれた」絶対的な師。全幅の信頼と深い尊敬、崇拝に近い感情を抱いている。
・エドガー
頼れる兄貴分……を通り越して「完璧すぎてちょっと恐ろしいおじい様」。
【物語の役割】
【凡人からの成長担当】。次元の違いすぎる空とエドガーの傍らに立ち、読者と同じ「一般人の目線」で世界に驚く役割。空の気まぐれによって、今後世界を揺るがす大射手へと育て上げられていく。
ローゼンス・エレア
『偉大なる光よ。お目にかかれて光栄です』
年齢: 18歳
種族:人間
肩書き: ローゼンス公爵家の令嬢、ローゼンス家の至宝
【外見】
夜空を溶かしたような艶やかな黒髪に、深い神秘的な紫色の瞳。歩く姿だけで周囲を黙らせるほどの、圧倒的な気品と儚げな美しさを備えている。馬車の中では最高級の絹で仕立てられたドレスを纏うが、旅の道中では身分を隠すために一介の旅人としての装いを見せることもある。
【――道具として見られない人生】
名門ローゼンス家に生まれ、その特異な目の才能を両親に歓喜される。しかし、家族からは「便利な道具・政治の駒」としてしか扱われず、その力を狙う組織やライバル家から何度も誘拐されかけるなど、孤独で危険な幼少期を過ごした。アーリスの滞在中にロッキド鉱山事件に巻き込まれ、そこで世界を救った「無色の光」を目撃したことで、彼女の人生は大きく変わり始める。
【性格】
幼い頃から周囲の「人の感情」を見続けてきたため、内面は非常に繊細で、自分を一人の人間として見てくれない世界に深い孤独を抱えており、人間不信気味で、どこか冷めており感情をあまり表に出さない。しかし、自分の本質(一人の少女としての心)を憐れんでくれるケイデンスには信頼を寄せており、一度「これ」と決めた目的に対しては、貴族の令嬢らしからぬ大胆な行動力を見せる。
【異能】
生まれた時から『星詠の瞳』という特殊な異能を持っている。これは、他者の魔力、感情の動き、さらには「魂の色」までを正確に読み取ることができるというもの。しかし、この目のせいで、相手がどれだけ笑顔で接してきても、腹の底にある「欲望」や「裏切り」がすべて見えてしまう。ただし、あまりにも強大すぎる存在の真の姿を見ると、その圧倒的な輝きに目が眩み、情報が読み取れなくなる。
【対人関係】
・空
自分の「瞳」が通用しなかった唯一の存在。自分を道具として見ないその「絶対的な無関心と輝き」に、救いと、抑えきれない強い執着(恋心にも似た憧れ)を抱いている。
・ケイデンス
泥だらけの公爵家の中で、唯一自分を「一人の人間」として同情し、守ってくれる本当の家族のような存在。
ケイデンス・フォン・ベルンシュタイン
『このケイデンス、命に代えましても御身をお守りいたします!』
年齢:54歳
種族: 人間
肩書き: ローゼンス家騎士団長、白銀の堅物
【外見】
歴戦の風格を漂わせる、頑強な肉体を持った初老の騎士。髪は白髪交じりの短髪で、顔には幾多の修羅場を潜り抜けてきた男らしい傷跡が刻まれている。身に纏うのは、一分の曇りもない白銀の重装甲冑に百合の花の紋章を纏っている。鋭くも深い慈愛を湛えた灰色の瞳を持ち、背筋は常に鉄柱のように真っ直ぐ伸びている。
【性格】
厳格で規律を重んじる、まさに「騎士の教科書」のような男。無能や怠惰には容赦ないが、実力がある者や、身を挺して誰かを守ろうとする者には身分に関わらず敬意を払う。魂の色を視るエレアが、唯一「信頼と同情の真っ直ぐな銀の色」をしていると認めるほど、裏表のない高潔な人格の持ち主。エレアを一人の少女として憐れみ、命を懸けて守るべき主君として敬っています。
【武器・戦闘スタイル】
武器:愛剣『白百合の誇り』
一騎当千の剣技と、強固な魔力防壁による「護り」を主体とした戦い方をする。Aランクパーティー『碧き雷鳴』でさえ手を焼くような魔物の大群の先頭に立ち、一人で戦線を維持できるほどの圧倒的なタフネスを誇る。王国内でも騎士に与えられる最高称号である【守護騎士】を持つ。
【対人関係】
・エレア
命に代えても守るべき主君であり、同時に娘のように愛おしく、同情を寄せる対象。
・空
自分たちの命を救い、デュラハンを玩具のように一蹴した「底知れない怪物」。最初はその不遜な態度に嫌悪感を表していたが、圧倒的な実力と恩義を受け、現在は最大級の畏怖と敬意、そして強い興味を抱いている。




