失われた記憶
私は目の前が部屋になった時、布団の上に倒れた。【限界突破】を使ったからかも知れない。私は意識を失うように、目を閉じた。
「ん……。ふあぁぁ……」
私は大きな欠伸をして、起きた。時計を見ると、7時30分だった。私はユーカリが昨日言っていた、記憶が無くなることが頭をよぎり、私は何が記憶に無くなったのかを考えた。しかし、何を忘れたのかすら、分からなかったから考えるのをやめた。
私は、学校に行く支度をしていると、ピンポーンとチャイムがなった。
私は誰だろう?と思って、ドアを開けると目の前には女の子が2人いた。
「かすみ!おはよう〜残念だったねぇ!そうたくんじゃなくて!」
「私達でしたぁ〜!期待した?そうたくんって期待した?」
私はこの2人が分からず誰?となったからきいた。
「ど、どちら様ですか?」
目の前の2人は最初ぽかんとしてたけど、直ぐに笑って答えた。
「あははは!!かすみ、寝ぼけすぎでしょ!!まさか私達がわからないの!?」
私は、本当に分からなくて聞き直した。
「あの、本当にどちら様ですか?」
私がそういった時に、目の前の女の子が急に真顔になって言った。
「え?本気で言ってるの?」
私は目の前の女の子の事が分からずそのまま答えてしまった。記憶が無くなって、目の前の女の子がつくしと、すみれだとは知らずに。
「はい。私はあなたとどこかでお会いしましたっけ?」
「つくしだよぉ!!流石に寝ぼけすぎだよ!かすみ!」
「あの、私はつくしって人をしりませんけど?」
「そんなの、ないよ……」
つくしはそう言って、私の目の前から走って逃げた。
「流石に今のはないよ。かすみちゃん……私はつくしちゃんを追っかけるから後でふざけたことを、ちゃんと謝っといてよ!」
そう言ってすみれは走っていった。
「つくしちゃん……。あれ?誰だったっけ?思い出せそうだけど、思い出せない……」
私はもやもやする気持ちを捨てきれずに、学校に行った。
私は教室に入って、机に座ったが周りの人が誰かすら、分からなくなっていた。私はキョロキョロしてたがそのままホームルームが始まった。
私の周りは、当たり前のように、時間が過ぎるが、私には入学した初日のような時間だった。
「おはようございますですわ、かすみさん。昨日は凄かったですわ!」
「あ、おはよう!シルビアちゃん!昨日は大変だったけどね〜」
シルビアちゃんの名前はでてきた。その時に、私は思い出したように、【リリースリコレクション】を使うと、記憶が無くなることを思い出した。
「あ、シルビアちゃん!昨日の【リリースリコレクション】の事なんだけど、あれ、実は……(あれ?声が出ない……なんで!?)」
私は「記憶が無くなる」と言おうとしたら、口が石になったみたいに動かなくなった。
ま、まさか、伝えることが出来ないの!?私は【イリミネイト】と戦うことの危険さを身をもって知った瞬間だった。




