もやもやする気持ちと真実
◇◇◇
私は家に帰ると、布団に潜った。学校で寝た為、少しは気分は良くなったが、まだ頭から離れない。いつも虐めらてきつい時に、いつもしている事をしよう、と思ってそこで思考が止まった。
「あれ?私いつも何やってるんだっけ?」
私が女子達に虐められた時に家で辛い気持ちを紛らわす為にしていた事が思い出せない。何かをするという事は覚えている。でも、何をするのかは思い出せない。モヤモヤ感が消えなくて今度は思い出せないイライラ感が来た。それは、1時間経っても思い出せなかった。
「ああああ!!気になる!!けど思い出せないよぉぉ!!」
私は布団の上で暴れた。
◇◇◇
ガラガラとドアが開き、眼鏡をかけた大人しい雰囲気の男の人が部屋に入って来た。
「かすみさん、今日は調子はどうですか?」
「先生、こんにちわ。何時もと変わらずです」
私は苦笑いを浮かべた。怪我をした足はピクリとも動かない。しおんちゃんとそうたは治るって言ってくれてるけど、希望が見えないのだ。先生も私に気を使ってか、診断の結果をハッキリと言って無かった。それは意地悪では無く、優しさからである事は私も知っている。でも私はどうしても知りたかった。
「先生、本当の事を教えてくれませんか?私、知りたいんです。例え結果がどんなに酷い物だとしても、真実を知りたいです」
私は涙を浮かべて先生に聞いた。
◇◇◇
私はかすみちゃんの誕生日プレゼントのカップケーキを持って病院へ向かった。慣れないながらも一生懸命作ったので、喜んでくれるかな?と期待に胸を膨らませてかすみちゃんの居る病室に入ると、かすみちゃんは泣いていた。
「かすみちゃん、来た……って、どうしたの!?涙出てるよ!!」
私は何が起こってるのか分からず、かすみちゃんに駆け寄った。かすみちゃんは私が来たことを知ると、何事も無かったように笑顔になった。
「あ、しおんちゃんいらっしゃい!今日はどうしたの?」
笑顔を振りまいているが、目には泣いた後があるので泣いてた事が見間違いではない事がすぐ分かった。
「かすみちゃん、何があったの?教えて?」
「何のことかな〜あはは〜、何も無かったよ!ほら!こんなにも……元……気……だよ?」
かすみちゃんはそう言って腕を挙げるが、元気は無かった。
「かすみちゃん!!」
私は自分でもこんな大きな声が出るんだとびっくりするくらい大きな声を出した。
「私達、親友でしょ?だから、何があったか話して?」
私は落ち着いた、優しい声でかすみちゃんに聞いた。
今回は色んな人の視点で書かせてもらいました!分かりずらかったら申し訳ございません!
次回からはちょっと重めになりますのでよろしくお願いします!




