使命
「203.xx.113.xx あった、ここだ」
とある一軒家。
中からは楽しそうな笑い声。
窓から漏れる灯り。
少しだけの懐かしさ。
呼び鈴を押すハッチ。
「はーい」
程なくして開くドア。
「やぁいらっしゃい。皆さんお待ちかねですよ」
林檎の帽子を被った家人に広間に案内される。
「遅かったな」
「やっと来たか」
口々に声を掛ける兄パケット達。
「兄さん達!」
「皆んな居るの?」
「当たり前だろ。お前をずっと待ってたんだぞ」
「まったく、心配させやがって」
随分待たせたみたい。お茶やコーヒーのカップがたくさん見える。
「コレで全員揃ったな」
一番上の兄さんが声をかける。
「さ、並んで。じゃ行くよ」
一列に並んで進む。
ボク達が隙間なく収まる部屋が用意されてる。
最後のボクがドアを閉めると部屋が真っ暗になる。
やがて、大きな窓のシャッターが開く。まっすぐ見られないほどの光が部屋いっぱいに差し込んだ。
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「えーと、ああ、やっと来た。最近おせーよな」
カチカチとダブルクリックして
添付ファイルを開くと
"税金未納のお知らせ"
「あーやべ。忘れてた」
慌ててPCから離れる
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ハッチやその兄弟達。
満足そうに顔を見合わせる。
キラキラキラキラ…
真っ白な光のかけらになって消えていく
Receiving...
Reassembling...
Delivered.
Releasing buffer...
Done.




