見るからに素朴な感じ、俺にはこうグサッと来たね
ぼーっとするのが得意というわけでも無く、考えるのが得意というわけでも無いので大人しく部屋に戻ることにした。
部屋につき、「まあこの散歩も何も思いつかなかったけど無駄では無かった」とベッドに腰かけながら自分に言い聞かせる。
特に情報が無かった散歩であるが、途中で会った2人をなんだか無性に応援したくなる。あんなピュアな目を見たのは何年ぶりだろうか…。年齢は16〜17くらいに見えたが、元の世界でもここでもあそこまでキラキラした瞳は小学生(…触れ合う機会も無かったし憶測だけれど)くらいまでにしか見られないんじゃ無いだろうか。
「目についたから応募してみた!」…なんて率直な感想であろうか…。この船は俺が王様なんだー!なんて一度でも思ってしまったからだろうか、どうも2人に対してこう、庇護欲…みたいなものが湧いてくる。
俺は…純粋な瞳を守りたいな…と思う。
どこぞのドッキリ番組みたいに、「実は俺がこの船の最高責任者でしたー!イェーイ!」みたいなことでもしちゃおうかな、でもあの番組俺あんま好きじゃないんだよなーやる分には楽しいんだよな〜…なんてまたもやあまり意味のないことを考える。
マナーを叩きこんどかないとな…と一応本は広げるものの、やる気がない時に本を見ても何も入ってこない…。
ただいまの時刻はおよそ2時、船が港に着くまでまだ3時間もある。準備を手伝いたいと思うが俺が出て行っても現場が混乱してしまうのかもしれない…後1時間は最低でも部屋にいるべきだ…お散歩も特に楽しく無かったしな…。
そんな俺はベッドでゴロゴロしていたわけだが、お昼ご飯後にベッドでゴロゴロしている人間がどうなるかというとそれはもちろんお昼寝である。
寝ようと思ったわけではないが気がついたら俺は例にもれずぐっすりと夢の中だったのである。
一度始めちゃったことなんで途中から変えはしないんですけど、毎回タイトルひどいなーってちゃんと思ってます…。




