プロローグ
初めまして、赤城狂です。処女作なので、優しい目線で閲覧頂けると、とてもうれしいです。では、Created the EARTH 始まり始まり。
キミは知っているかな?
私は知っている。
いや、私しか知らないといっても過言ではない。
君たちが知っている惑星は精々太陽系程度であろう?
私が知っている素晴らしい惑星には神々が存在せず、
天使、悪魔、亜人、人間の4大勢力が永遠に争っている。
血で血を洗っているのだよ。
敗者は殺されるか奴隷となる。
もちろん勝者は美酒に酔いしれ、敗者の女を慰み者にし、
更には見せしめとばかり男どもは公開処刑だ。
ほぅ?
ばかげているだって?
どこが素晴らしいのかって?
地球の方が素晴らしいだって?
フフフフ、ハハハハハハ!
いやいや、笑ってしまって済まない。
悪気はないんだ。
そう、地球の方が素晴らしい!
そして、
私が知っている素晴らしい惑星というのは、
地球なのだよ。
はぃ?
私が何が言いたいかがわからない?
なるほど、それは申し訳ありません。
説明不足でしたね。
私はRPGゲーム・・・
いや、この言い方は時代遅れのようだ。
VRの進化形、
SVRRPG(スーパーヴァーチャルリアリティロールプレイングゲーム)のプログラマー件、ゲームマスターのAzulだ。
そして私が言う惑星というのも私が作成したSVRRPG!
その名も・・・
Created the EARTH
地球に住む人類よ、刮目して下さい!
これが、貴女たちが望んだ究極の体感型ロールプレイングゲームなのです。
発売日は明日!
プツン・・・
神崎京介は暗い自室でテレビを消した。
部屋にはカップ麺の空や、スナック菓子の空袋、飲み物の容器が散らかっている。部屋にある壁掛け時計は止まっていて、時間を確認する道具はスマートフォンしかない。
「何が究極のRPGだよ、ほんとにばかげている。貴女たちが望んだ?俺が望んだ世界が・・・俺が望んだ地球があるのかよ・・・」
翌朝、俺は昨夜のテレビで見たゲームを貰いに行くことにした。
何ヶ月ぶりだろうか、部屋の外に出たのわ。
部屋の戸を開けたら目の前には家政婦さんがいて、母さんを呼びに行った。俺には関係の無いことだ。
母さんは俺に無関心だから。
父さんは基本的に仕事でいない。
それもそのはずだ。
何せ父こそがあのテレビで見た男だからだ。
世界的プログラマーである父はゲーム会社を設立し、自らがメインプログラマーとして様々なゲームを開発している。
そして父こそが俺が引きこもりになった原因でもあった。
母さんはいつも口癖のようにいっていた。
「京介はなんで、仁さんのように頭が良くないのよ!」
俺はこの台詞を小学生の頃から耳にしていた。
父さん、いや神崎仁は小学生の頃から神童として扱われ、小学2年生の時には高校生レベルのべんきょうはマスターしたらしい。その後、日本の大学のみならずハーバード大学へ行き、ドクターを13歳で取得するという人類初の偉業を成した人でもある。
そんな神童であった神崎仁と普通にホテルの受付係だった母さんが恋に落ち生まれたのが俺だった。
つまり、神童と凡人の間に生まれたのはただの凡人だった訳だ。
父さんは仕事が休みの日は俺とよく遊んでくれた。遊ぶといってもキャッチボールとかではない。もちろん、遊園地に連れて行ってくれるわけでもない。父さんが試作しているゲームで遊ぶ。要するにテストプレイヤーだ。
そう、だから今回も父さんにゲームを貰いにいくのだ。
「テストプレイヤーしてあげようか?」
って言うだけでゲームが貰えるから。
どうだったでしょう。
次話の更新はいつになるかわかりませんが、少しずつやります。
なんせ、新社会人なので、色々とあります!笑
では、次回もよろしくお願い致します。




