あの…どちら様ですか?
翌朝、目が覚めると隣にはりくとがいなかった
僕はとても焦った、また嫌われちゃったのかな
「りくとッ!!!」
僕は大きな声でりくとの名前を叫んだ
すると
「起きたんだ、なに?かなた?」
かなたの声がした、家にいたんだ
僕はよかったと思い、ホッとした
「どこかに行ってしまったのかと思ったじゃん
僕を置いてかないでよ…」
「ごめん!朝ごはん作ってて。もうすぐできるから待ってて」
朝ごはん?確かにいい匂いがしてたなー
少しソファに座って待っていよう
数分後
「かなたー!できたよ」
イスに座り、りくとを待った
「待っててくれたんだね、ありがとう」
「じゃあ、食べようか」
「”いただきます”」
卵焼きがとても美味しい、甘くて僕好みだった
「もしかして、卵焼き好きなの?俺の1個あげるよ」
「はい、あーん」
「へっ!?///」
「ほら、はやく!」
「あっ、あーん」
パクッ
「美味しい!あ、ありがとう///」
「どういたしまして」
ご飯を食べ終わった
「ねえ!かなた!今日買い物に行こうよ!」
「買い物…別にいいけど」
そうして身支度をすませ外へ出かけた
店に着いた
「凄い、大きい!広い!」
「そんなに喜ぶか???」
「うん!!!」
「はやく行こ!」
俺とかなたはショッピングを満喫した
「かなた、この服似合うよ!試着してみて!」
「うん」
試着後
「凄い!似合ってる!」
「別に///」
すると、
「あれ?ミラっちじゃん、みんな心配してたんよ!」
誰かが話しかけてきた
会ったことも見たこともない、誰かわからない
「1ヶ月音信不通になってから、心配で心配で
てか、なんでここにおるん」
「あの、どちら様ですか?」
「何ふざけたことを言っとるんッ!!!
魔界に帰るぞ、もうここには来させんからな」
急に手を掴まれた
「えっあのっ僕っ!」
ガシッ
りくとが相手の手を掴んだ
「俺のかなたに何してるんですか」
「”俺の”かぁ…、そういうことね」
「ミラっち!これ以上ここにいてはいけん!!
俺と帰るよ!」
「や、だ…!」
かなたが泣き始めた
ポロポロ
「怖い、怖いよ…」
相手の男が手を離す
かなたのことを心配しているようだ
「ごめんッ!俺さ、ミラっちに聞きたいこと
話したいことがあるからさ、そこのカフェに行かない?そこの男と一緒でいいから」
「うん、」
と、かなたは頷いた
カフェに到着
「どうぞ、ここに座ってな」
俺とかなたはイスに腰をかけた
「覚えてないなら仕方ないと思うけど、
一応自己紹介はする」
「すみません、お願いします」
「俺の名前は、カイト。初めましてではないけど、よろしくな。一応ミラティと同じ魔界に住んでいるぜ!」
「あのー、カイトさん、ミラティって誰ですか?」
「ミラティはお前さんの隣におるじゃん」
俺とかなたは目を見開いた
「えっ!かなた本当はミラティって言うの!!!」
「知らない!初めて知った」
「ミラティは、俺の幼馴染なんやぜ!
家を出る歳になり、家を出たんや。
けどな、1ヶ月も連絡も取れなく、ご両親も俺も心配したんや」
「かなた、いろいろあったんだな…」
「ミラティのご両親の希望で俺がミラティを探す旅に出たんや。魔界を探し、もしかしたらと思い人間界に来たんや、まさか本当にいたなんて……」
「僕、そうだったんだ、けど本当に記憶がないの…」
「これはいわゆる記憶喪失ってやつだな!?」
「魔法で治すことができるかもしれる」
「เหจวเขขจาลมชา่จบอเจ」
かなたに魔法をかける
「痛いッ!痛いよッ!」
ポロポロ グスン
「効かないだとッ…………」
「もうやめろよ!かなたが泣いてるだろ!」
「あっ、ごめんな、」
魔法をといた
「ミラっち、本当に俺がわからんのか?」
「ごめんなさい、ごめんなさい」
「カイト!もういいだろ、仕方がないことだよ」
「1度魔界に帰らないか…、ミラっちのご両親にご報告をしなけりゃならんから」
「その前に俺はまだ2人の名前聞いてへんで
言ってみ」
「俺はりくとです、となりのミラティ?はかなたと言います」
「かなたかぁ…いい名前やな!
まぁミラっちの方がいい名前やけどな!」
「りくとはついてくるなよ」
「まてよ!俺も行くよ!」
「だめや!人間が来たってバレたら魔界はどうなるんだよ!」
かなたがカイトの腕を掴む
「お願い…カイトくん」
キュン///
「しょうがないなー今回だけやで!」
「ありがとうカイト」
「ミラっちのためやで!
俺についてこいよ!」
魔界へ繋ぐ扉に着く




