再び境森に
こ、更新間隔空き過ぎだ。
深く反省><
その後、シャイナを一目見ようとする人で、教室がごったがえった。
涼音は、その後の混乱を避けるため、午後は教室を封鎖した。
「明日、もう一度エルフの護符を作る!」
「解った。」
「任せて。」
「んじゃ、解散!」
「おぅ。」
「文化祭は3日続くけど、シャイナは今日と、明日の午前中だけ教室にいること。」
「と言う事で、撤収!」涼音が叫ぶ。
「ふふふ、楽しいですね。」そう言いながら、涼音に渡されたパーカーのフードを被るシャイナ。
「道楽亭に行くよ。」そう言いながら、涼音とシャイナは教室を後にした。
教室を出ても、涼音の隠形でシャイナに気付く者はいない。
「ふふふ、本当に凄い。」
「別に普通だよ。」
「ふふふ。」
道楽亭に付いた。
「道楽亭にようこそ。」涼音がいつもの様にドアを開けてシャイナと桃花を招き入れる。
(シュワの攻撃が来ない事がこんなに寂しいって思わなかったよ。)
「ほほほ、涼音さま、お帰りなさい。」シュワがカウンターの奥で礼を取る。
「いや、マジで、あんた誰?」
「シュワです。」
「お願いだから、あのシュワに戻って!」
「涼音、封魔石を食べさせれば、戻るかもね。」カウンターでうっぷしながら、しー姉が言う。
「本当?」
「多分。」
「多分かぁ~。」
でも、其れに賭けよう。
「森に、採取に行ってくるね、何かいる物ある?」
「ん~、今は無いかな?」しー姉が言う。
「解ったぁ。」
「ふふふ、お供しますねぇ。」シャイナが嬉々としてついてくる。
「シャイナが付いて来てくれるのなら、境森迄行ってみようかな。」
「ふふふ、大丈夫ですよぉ。」
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「おや? 境森が変わってる。」
「はい、これは?」
「また違う場所と繋がっているね」
「はい。」
「はぁ、面倒事にならなければ良いけど。」
「ふふふ、涼音さまフラグと言う奴ですか?」
「要らないよそんなフラグ!」
「ふふふ。」
「どこと繋がったのかな?」
「さぁ?」
「ふぅ、シャイナは通常運転っと。」
「行かなきゃ、何も解んないかぁ。」
「保護、護壁、遮断!」
涼音は、唱えうる防御の魔法を重ね掛けしてそこに入る。
「おぉぅ。」涼音が狼狽える。
「保護と、護壁が無効化されたよ。」
「あら、それは。」
「何とか遮断は効いている?」
「疑問形なのですね。」
「うん。」
「シャイナは平気なの?」
「えぇ、防御の魔法の3分の2が消されましたけど、何とか。」
「はぁ、行きたくないなぁ。」
「ふふふ、私もです。」
「でも、行くしかないかぁ。」
「ふふふ、そうですねぇ。」
「ははは、シャイナの能天気さが救いだよ。」
「能天気って、酷くないですか?」
「誉め言葉だよ!」
「あらぁ?」
「さて、鬼が出るか蛇が出るか、行ってみようか。」
「ふふふ、お供しますねぇ。」
「何、ここ?」
「ふふふ、これは、これは。」
「次元断層?」
「繋がっていますね、」
「何処か解らない処にね。」
「はぁ、一回帰ろうか?」
「その方がよろしいでしょうね。」
「そこの貴方たち、協力してくれ!」
「あぁ、フラグ回収来た.」涼音が頭を抱える.
「ふふふ、どのような?」
「シャイナ、普通に対応しないで。」
「あら、でも、困っているみたいなので。」
「はぁ、どうすれば良いの?」
「おぉ、助かる、俺は此処、ドワーフ王国の王子だ。」
「くすくす、私達の対極。」
「むっ、其処にいるのはエルフか、俺は敵対しない、協力してくれ。」
「シャイナ?」
「くすくす、私も敵対しないわ。」
「おぉ、助かる。」
「敵は何?」涼音が問う。
「あぁ、あそこで戦っている、トロールとオークを少しだけ遠ざけてほしい。」
「何故?」
「あの傍に、我々の工房があるんだが、昨日から作業員たちが閉じ込めらている。」
「ふ~ん、どければ良いの?」
「出来るのか?」
「多分。」そう言うと、足元の石を4個拾って、指ではじいて飛ばす
シャイナは、ただ笑ってみている。
石は、見事にトロールとオーク3匹に命中した。
途端に、4匹の周りに薄い膜が現れ、それぞれを包んで収縮していく。
「メキョ!、ボキボキ!、バキッ!」いつもの様に嫌な音が聞こえる。
「グオォォォ!」
「ブギャ!」
「ブキー!」
「ブギャギャ!」身体が無理やり変形される痛みで叫び声が上がる。
「あ、あれは、何を?」ドワーフの王子が驚愕する。
「封魔石。 魂を封じる技だよ。」
暫くすると、石が4個転がっていた。
涼音はそれを回収すると、王子に別れを告げる。
「んじゃ、あたし達は行くね。」
「いや、待ってくれ、礼がしたい。」
「要らない、これ貰ったし。」涼音は石を見せる。
「いやいやいや、礼もせずに帰したら、ドワーフの名折れになる。」
「本当に良いよ。」
「け、剣はどうだ? 我々が作った剣はとても品質が良いぞ。」
涼音は、腰の忍者刀を抜いて見せる。
「こ、これは。」ドワーフの王子がわなわなと震える。
「どう?」涼音が聞く。
「こ、これ以上の剣は、ここにはない。」
「だから、要らない。」
「待ってくれ。」
「しつこいよ。」
「あ、明日、もう一度ここに来てくれないか?」
「はぁ。」
「頼む。」
「解った、同じぐらいの時間に来ればいいのね。」
「あぁ。」
「シャイナ、帰ろう。」
「くすくす、では、御機嫌よう。」シャイナがぺこりとお辞儀をして、涼音の後に続いた。
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「ドワーフ王国と繋がってた。」
「は?」詩織と理沙は固まった。




