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第8話 親子と悟り

本人2話目の投稿となります。。



目の前に出来た黄金の山を見ながらガイズは考えていた。



こいつは何者だ?

娘が連れられてきたと思えば始めての相手だと言われ、俺の魔法を見もせずに防ぎ挙げ句の果てに霊薬に賢者の石だと?


「あの、これで本物って信じて貰えましたか??」


「ん?あぁ、そうだな目の前で見せられたら疑うもくそもない…」


「これで水晶の弁償には足ります?」



それを聞いてガイズはため息を吐き


「出来る…というよりは余るな

確か賢者の石が前に王都で売りに出たときは10億イェンを越えた筈だ。

だがこれはこの町では売りに出せん買える人間が居ないからな」


「そうですか、なら取り敢えずこの金を買って貰う事は出来ます?」


「ならギルドで引き取ろう、そうだなこれでも十分払えると思うぞ、後で換金に回しておく。

もし3億より余ればお前に渡す、それでいいな?」


アキは弁償出来そうで安心したように承諾していた。


「お前が何者か聞く前に1つ教えてくれ

賢者の石で不老になることが出来ると聞くが本当になのか?」


ガイズはそう聞いたが別に不老になりたいわけではない、今目の前に一生縁のないと思っていたものがあり興味本意でたずねただけだ。



「不老ですか、、まぁなれはしますが少し条件と言うか制限がありますね。」


「?…その制限はなんなんだ?」


「先ずは本人に魔力があること、魔力がなければ石を使うことが出来ないので大前提です

そして覚悟ですかね。

一度、魔力を込め発動させれば解除出来ません、それに不老と言っても石は消耗品です、使いきれば普通に老いて死にます。

このサイズで人間なら100~150年くらいは延命出来るはずです。」


アキの手に載っているのはウズラの卵より少し小さい位の石だ。

だが消耗品と言われ見てみると少しだけ小さくなった気もする。



「そうか、それでお前は何者なんだ??

何もかもがお前は不自然だ、いっそ異世界からの勇者だと聞きたいくらいだ。」


あれ?あれれ?

この世界召喚の魔法あんの?

なら別にそんな考えずに普通に言えばいいのか。。



「はい。

勇者ではないですけど異世界からは来ましたよ」


アキは言いながらステータスカードを二人に見せた。


そしてアキの出鱈目なステータスと異世界を旅する魔導師の称号を見て。


「「お前、アキさん、に驚くのがイヤになってきた…」」

なんて二人に揃って言われてしまった。



「ひ、ひどくないですか?」




「ひどくなんてありません、何ですかこの測定不能って意味がわかりません!

過去の魔王討伐を果たされた勇者ですらキチンと測れる様に作られた物ですよ?

しかも異世界を旅する魔導師って…」


シオナの疲れたような言葉にアキは小さな声で



「もしかしてなにか不味いんですか?」


と恐る恐る聞いてみた。




「不味いもなにも魔導師ですよ?!!

不味いに決まってるじゃないですか!!」


そう言われても全く分からなぃ。。




「魔導師だと何がダメなんでしょうシオナさん…」




「はあ~そうでした

アキさんはわからないですよね。

いいですか、この世界には水、火、土、風4つの基本属性があり。

光、闇2つの上位属性そして時、空間、聖3つの特殊属性の合計9属性があるんです。


そして魔導師の称号が付くには全属性の魔法を全て使えなければいけないんです…

この意味がわかりますか?


この世界では使える属性は普通1~2属性

数年に1人くらい3属性、数十年に1人4~5それ以上はここ200年確認されていない上に全属性は歴史上にただ1人、魔法の神とこの世界の主神の寵愛を受けた人しか確認されていません、、」




「…ちなみにその神様って?」


「?魔法の神が男性神のアストール様、主神は女神のクラディ様ですが?」



「…ごめんなさい二人とも知り合いデス。。」



ガイズもシオナもこの瞬間に悟った。。


アキを普通だとは思ってはいけないし普通じゃない。

この魔導師と知り合ったのが運の尽きでこれから必ず面倒に巻き込まれるから色々諦めようと。


「お父さん…もぅこの話やめません?

最初から驚かせられはしましたけど、なんだか私つかれてきました…」


「あぁ、そうしよう。。

俺もこれからを考えたら頭がいたくなってきた…」


二人は喧嘩していたことも忘れ顔を合わせながらそう決めたのだった。。





本当はもっと無双させたいんですがなかなか出来ません(/´△`\)


お読みいただきありがとうございました。

次話もお願いします。

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