あとがき
正直、あとがきというものを書こうかどうか迷いましたが…。
もしこれも読んでいただいている方がおられましたら、ここまでの閲覧、まことにありがとうございます。
では改めまして。
【解けない魔法】を読んでいただきまして、まことにありがとうございます。
作者であり一読者つもりで書き上げてきました小説でございますが、実を言うと趣味で小説を書いたことはあるものの、恋愛というものを書いたのは、初めてでございました。
なので、最初は何を書いていいのか分かりませんでした。
話が完成した今でも、これは恋愛になっていたのか? という不安さえ感じていたものです。
当時、某サイトで小説祭という、投稿イベントがございました。
イベントのテーマは、シンデレラ。
不幸な少女が、幸せになっていく様を書いたものを、ということで、書き初めたものです。
最初は、全体の話の構想を考えたものの(二時間半)全く浮かばず…。
翌日、車の運転をしている最中にふっ…と、これでいってみようと思い、浮かんだことが始まりでございます。
またまた二時間半でプロットを考えて、執筆開始した作品でございます。
荒々しさが目立ったり、つたない部分があったかもしれず、しばらくは自分で読み返すのが怖かったくらいです。
とはいえ当初考えていた作品とは全然違うものになりました。
書きながらの途中、あるキャラクターに途中でこうさせてみよう。
その分岐が、この作品の、そして主人公たちの運命を変えました。
それがなければ、展開も結末も、全く別のものになっていたと思います。
よかったのか悪かったのかは、分かりませんが(笑)
執筆間は、およそ一ヶ月です。<当時のイベントの締め切りまで、一ヶ月だったのです>
正直一ヶ月で完成するだろうか? という不安がありましたが、何とか間に合わせることができました。
当初は、当時の用紙換算で200ページ前後で完成のつもりだったのですが、気が付けば400ページを超えておりまして…。
皆様からすればもうちょっとあの辺りをこうしてほしかった、というご要望もあると思います。
作者自身としましても、もっと書きたい部分があったのですが
例えばマスコミ関係にもっと突っ込ませたり、仲間内のイザコザがあったり、芸能界ならではの
苦労や試練があったりと、色々と考えてはいたのですが……全体的に暗く重くなりすぎることは極力
避けたかったもので、このくらいでちょうどよかったかな? とも考えています。
当時は、最終章を書き上げた時は「やっと……終わった……」という達成感と共に、氷室や綾とも
お別れだなあ、と思うと切ない気持ちになりました。
しかしながら、このサイトで投稿させてもらったことで、作者自身、彼らにも
【おかえり。また会えたね】という気持ちでございます。
一人でも多くの方に、この作品を観ていただければ、嬉しく思います。
そしてこの作品を見て、皆様のこころの中に何かしら、残ったものがあるとするならば――
それ以上の幸運はございません。
最後までお付き合いいただきまして、まことにありがとうございました。
なお続編の予定は、ございません。
ご意見、ご感想などお待ちしております。




