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7 影との戦い~影とは自分の弱さ



挿絵(By みてみん)


別の日、トン子は合唱の練習の途中で、図書室に避難する。




トン子

”ゲド戦記 影との戦い”

なんか面白そう。



夢中で読み始める。

気が付くと、もう外が暗くなっている。


本を借りてそそくさと帰る。



学校で教室 休み時間

トン子、”ゲド戦記”を読み続ける

瑠菜も、シェークスピアなどの本を読んだりしている。



トン子

(心の中)

若い魔法使いのゲドは、禁じられた魔法を使って、

自分の影をよびだしてしまい、悲劇がおきる。

影が逃げ出す

影とは自分の弱さだ。

ゲドはこの自分の影とどう落とし前をつけるのか。


謎の声(トン子にだけ聞こえる)

人はみんな弱いし、滑稽だ

笑笑


トン子

(心の中)

え??この声どこかで??



*****


翌日


放課後の合唱の練習に、笑顔で参加しているトン子


練習終了後


数人の生徒たち

あー、疲れたなー。

長かった。


瑠菜

トン子、今日大丈夫だっの?


トン子

うん、いい方法思いついたんだ。



瑠菜

へーどんな?


トン子

(小声で)

口パクよ、口パク。

声はだしてないんだ。


瑠菜

なーるほどね。



トン子

これならね、表向き合唱には参加してるわけで。

それでも自分を保てるのよ。


*****


練習修了後

トン子の隣で歌っていた

善吉がこっそり来る


善吉

(小声で)

トン子さん、もしかして歌ってない?口パク?

笑笑

まぁ、わかるな。演鶴子さんたちちょっと怖いもんね

笑笑


トン子

あっ、あー

うん、怖い、怖い

超怖い!!私にとっては恐怖そのもの

合唱の練習なんて、地獄の苦行なのよ。

笑笑


善吉

そうなんだ?

笑笑笑笑

別に誰にも言わないよ。


トン子は、

息を深く吸い込み、目を閉じる。



この物語はフィクションです。登場人物は全て架空の人物です

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内容は随時変更する場合があります。

この作品はアメーバブログでも公開しています。

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