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二十日の夕焼け  作者: 春宮晴兎
第2章 現世帰還編
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第1話【現世帰還】

 師匠に頼んで、全員現世に帰してもらった。

もちろん魔族側に転移してた奴らも。

まぁ、魔族としての記憶とかスペックはそのままらしいけど。

とりあえず、自分の家に帰った。

どうやら現世では5年ほどたっていたようだ。


「うん、懐かしいな。」


 もう10年振りってぐらい、懐かしかった。

ゴトッと物音がする。誰だ?


「誰だ?」


 そいつは僕に気付いたのか、どこかに逃げていった。

なんだったんだ?あいつ。

まぁ、どうでもいいや。強盗が金目のものなくて

僕が帰ってきたから、焦って帰っていったとかだろ。


「へっ?」


 打撃音が聞こえた。と思ったら、体が空中に浮いていた。

そして、僕を殴ったやつはパーカーで顔を隠している。


「今更帰ってきやがってよ、何様のつもりだ?なぁ、優嘛ぁ?」


 どうして、僕の名前を知ってるんだ?

もしかして、もしかして。もしかしてもしかして。

そしてその声に心当たりがあったので、聞いてみる。


「兄ちゃん?」

「どこに行ってたんだよ。優嘛。」


 僕が兄ちゃんと言ったのは、春宮遊柳(はるみやゆうや) 25歳

見た目は白髪に赤眼、黒に少し赤が入ったパーカー。

黒いズボン。


「なにがしてぇんだよ!」


 兄ちゃんが、キレてる?


「なんで、兄ちゃん怒ってんの?」


 聞いてみる。


「お前が急にいなくなったからだろうが!どれだけ心配したと思ってる!!」


 そして、もう一度殴られる。速い。見えない。怖い。


「優嘛!だいじょう、、、遊柳、、、さん?」

「冬馬、か。久しぶりだなぁ」


 その状況を見た冬馬は、遊柳が暴走していると思って、

神刀〔壊童〕を取り出し、斬りかかった。が、


「おせぇんたよ。軌道が丸わかりだ。」


 僕達2人で勝てるわけがなかった。

そりゃあそうだ。

だって、師匠と同じ師匠の弟子だろ?

つまりは、師匠と同レベルの強さ。故に、勝てる道理など無かった。

それでも、兄ちゃんが手加減することは無かった。

 でも、そこに、来たのは、知らない人だった。

黒い髪の毛に黒いTシャツ、黒い上着、黒に限りなく近い灰色のズボン。

兄ちゃんと同じ歳だろうか?


「何しに来た。瞬徒。」


瞬徒、と呼ばれた人に見覚えはあった。

そうだ、春夜瞬徒(はるやしゅんと)さんだ。


「そりゃあ、親友として弟に手を出すお前を止めないわけにゃいかんのさ。」

「だったらやるか?」

「そりゃやだなぁ。」

「なんで、昔は仲良かったのに!」

「なんで?俺達は今は・・・」


 そして、遊柳は・・・兄ちゃんは衝撃の事実を告げる。


「死神だ。」


 死神?

兄ちゃん達が、死神になっただって?

そんな兄ちゃんの一言で、自分は何も悪くないと言う気力も無くなった。

変更した設定

本当は最初は兄弟ってこと知らんとこうかな〜とか

思ってましたが、もう最初から分かってたことにします。

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