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風にのる


マジ、パパは神!


まさかアタシがバイクに乗ることになるなんて。

シルバ(愛用のママチャリ)で十分だと思っていたのに。


――スマン、シルバよ。嫌いになったわけじゃない。

ただ、他に好きなカブができただけなんだ。


そのカブの色は淡いブルー

アタシは“青太郎”と名付けた。


最近は、雨が降っていなければ“青太郎”と出かけている。

――ペダルを漕がなくても進む。

青太郎、すごいやつだな。


日曜の朝、パパが声をかけてきた。


「ヘルメット持ってきて、みんなで出かけよう」


さくらねえはパパの後ろに乗った。

(あのシート、お尻が破壊されないか心配……)


私はパパの後ろをついて走る。

交通量の少ない道を選んでいるのか、

少しリラックスして運転できる。


しばらく走ると川沿いの道に出た。

視界が広がり、自転車では感じられない風を

カラダ全体で感じる。


(青太郎、私たち、風にのってる!)


あまりの気持ちよさに、

思わずポエマーになってしまった。


(黒歴史になる前に速攻で削除した)


途中でお茶して帰宅。

とても楽しかった。

パパと三人で出かけるのも、悪くない。


――ママはパパから大相撲千秋楽のチケットをもらって出かけているから、問題なし。

こんばんは、ひばりです。


さくらねえが運転を諦めたので

青太郎はアタシ専用になっちゃた。

(こうなる事は想像してたけど)


青太郎と一緒ならどこでも、どこまでも行けそう。

パパにマジ感謝!


次回

「昔取った杵柄」お楽しみに!


2026年8月5日(水)公開です。

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