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きらきら

*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)

なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)

眠れなかった

 時計は午前二時を過ぎている

 部屋は暗く、冷蔵庫の低い音だけが響いていた

 理由はわからない。ただ、胸の奥がざわついていた

 水を飲もうと、台所へ向かう

 窓の外が、ふと気になった

 カーテンの隙間から、何かが瞬いた気がしたのだ

 最初は、車のヘッドライトだと思った

 だがこの時間、住宅街はほとんど眠っている

 もう一度、光る

 きらり

 それは、落ちる光だった

 音もなく、ゆっくりと、空からこぼれる

 流れ星とは違う

 もっと近く、もっと柔らかい

 思わず窓を開ける

 夜気が流れ込む

 冷たいはずなのに、どこかやさしい

 庭先に、小さな光がひとつ、ふわりと浮かんでいる

 蛍でもない

 電球でもない

 それは、形を持たない光だった

 きらきら、と脈打つように明滅する

 見つめていると、胸のざわつきが少しずつ静まっていく

 光は逃げない

 ただそこにある

 近づこうと一歩踏み出すと

 光はふわりと浮かび上がった

 触れられそうで、触れられない距離

 やがて、それは空へ戻るようにゆっくりと昇っていった

 夜空の中に溶けていく

 最後に、ほんの一瞬だけ強く輝いて――消えた

 あたりは、またいつもの闇

 静かな住宅街

 何事もなかったかのような夜

 窓を閉める

 冷蔵庫の音が戻る

 だが、胸の奥はもうざわついていない

 不思議と、涙が一滴こぼれた

 悲しくない

 うれしくもない

 ただ、何か大切なものに触れた気がした

 ベッドに戻る

 目を閉じると、あの光がまぶたの裏でゆらぐ

 きらきら

 それはきっと、星のかけらでも

 幽霊でも

 幻でもない

 たぶん、心の奥でほどけた何かだ

 次の日の朝、庭を見ても何も残っていない

 だが空は澄んでいた

 昨夜見た光のことは、誰にも言わない

 信じてもらえないかもしれないし

 言葉にした瞬間、消えてしまいそうだから

 それでも、ときどき思い出す

 眠れない夜に

 世界はこっそり

 きらきらを落としていくのかもしれない、と

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