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文字から始まる想像力

*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)

なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)

 最初は、ただの線だった

 まっすぐな一本の線

 少し曲がった一本の線

 それを人は、文字と呼ぶようになった

 世界は今、物にあふれている

 スマートフォン

 高層ビル

 自動運転車

 冷蔵庫の中の無数の商品

 どこを見ても、形がある

 触れられるものばかりだ

 だがそれらは、突然現れたわけではない

 最初にあったのは、文字だった

 「作ろう」

 誰かがそう書いた

 紙の上に

 あるいは画面の中に

 まだ存在しないものを

 言葉で囲った

 設計図も、契約書も、仕様書も

 すべては文字から始まる

 「こういうものが欲しい」

 その一文が、工場を動かし

 物流を走らせ

 世界を変える

 想像力は、目に見えない

 だが文字は、想像力に輪郭を与える

 たとえば、まだ存在しない都市

 「空中庭園のある街」

 そう書いた瞬間

 頭の中に街が立ち上がる

 たとえば、まだ会ったことのない人

 「やさしくて、少し寂しがり屋」

 その文字だけで

 誰かが生まれる

 現代社会は、物にあふれている

 だが物は、完成形だ

 その前に、必ず文字がある

 発明家が書いたメモ

 エンジニアが書いたコード

 誰かが残した日記

 文字は、物になる前の世界だ

 若い建築家の女性は、夜の机に向かっていた

 まだ建っていない建物の構想を、ノートに書きつける

 「光が風のように通り抜ける空間」

 その一文から

 柱が立ち

 壁が生まれ

 窓が開く

 やがて数年後

 実際の街にその建物は建つ

 人々は言う

「素晴らしいデザインだ」

 だが、その始まりは

 ただの文字だった

 世界を見回す

 コンビニの商品ラベル

 電車の行き先表示

 スマホの通知

 すべて文字

 文字は、世界の設計図だ

 人は物を消費しているようで

 実は物語を消費している

 「新しい」

 「便利」

 「安心」

 それらも、文字だ

 もし文字が消えたらどうなるだろう

 物は残る

 だが意味は消える

 想像力は、文字に火を灯される

 文字は、小さな種だ

 紙の上では黒い点にすぎない

 だがその点から

 都市が生まれ

 企業が生まれ

 愛も争いも生まれる

 物にあふれた現代社会

 だがその根っこは

 見えない場所にある

 最初の一本の線

 最初の一文字

 そこから、すべては始まる

 世界は物でできているのではない

 文字から始まる想像力で、できているのだ

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― 新着の感想 ―
もじの ちからって すげー!(ポケットモンスター的なテンション) 日常の中で当たり前に転がっていて、気づくことのなかった文字、言葉の偉大さに気付かされる話でした。
文字は消えなかった しかし、分割された 人間が愚かにも天を目指そうとしたから そして現代、また新たな塔を築こうとする 人間が現れる (ちょいとメソポタミアあたりの話をパクってみました)
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