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ブリキの都にて

*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)

なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)

都は空洞だった

建てられたのは聖堂ではなく

信じるための足場だけだ

人々は血統を掲げ

互いの由来を突き合わせ

どこから来たかで優劣を決めた

教典はすでに破られていたが

破られた紙片こそが

新しい祈りの形になった

唱導は沈み

声は腹ばいで地を這い

幻聴だけが天を仰ぐ

誰もが謁見を求め

誰もが席巻された

妄信は病ではなく

この都では作法だった


彼らは踊る

理由を問われる前に

酔い

孕み

(かたち)を与えられた神の名を呼ぶ

金属で作られた偶像と

借り物の宗教が

同じ高さで並んでいる

生きよ、と唱えろ

意味は後からついてくる


新王都では

逆らうことすら演目だった

脳はくぐもり

墓を掘りながら説法し

善行は音を立てて砕ける

六つの感覚が同時に叫び

誰も止められない

震えよ

蔑め

新しい体系を

欺瞞は延び

詭弁は劣化し

それでも願いは叶うと信じられた


不気味な手が

確かにここに在る

理性は目を持っていたが

その目はもう泣くことしかできない

引き返せ、と誰かが言った

だが

遠くにあるのは

かつて見た君の瞳だけだった


皆、舞え

空洞の中心で

古い言葉を求め

掘り抜いた鼓動を咲かせよ

剽悍な目を掲げ

先頭に立て

空は赤く濡れ

踵の音が雷になる


運命は星のように曖昧で

喘鳴を抱えたまま回り続ける

優劣などない

あるのは回転だけだ

九番目の何かが

龍を薙いだと噂される

だが誰も見ていない

見ていないから

それは真実になった


死んだはずの龍が吼える

聖なる問答は押し引きされ

心臓は張り詰め

理想郷は無へと還る

導かれ

送られ

祝われる

誰のためかは

もう問われない


理解はとうに失われ

残ったのは手引きだけだ

鬼神を討て

遠くで

衝動で舞え

雑多な日々は廃れてゆく

赤く塗られた空が

響き続ける


王族への嫌悪は衝動となり

祝詞は武器になる

危機には

都合のいい祈りが降る

九番目は

狂いながら速度を上げる


最後に残ったのは

鼓動だった

奪い

盗み

遠雷の王を名乗りながら

信者たちは踊る

脆く

酷く

盲目に

それでも鼓動は止まらない

なぜなら――

思考より先に

身体が信じてしまったからだ

御手々を拝借

儀式は

まだ終わらない


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