君だけが正解の世界
*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)
なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)
彼女を初めて見たとき、世界はひっくり返った
理性が頭の奥で警報を鳴らしていた
やめろ、と
それは危険だ、と
けれど同時に、胸の中心では祝砲が上がっていた
これだ、と
これこそが正解だ、と
彼女はただ、こちらを見上げただけだった
それだけで、僕の中の均衡は崩れた
視界の端が暗くなり、鼓動が音を立てて膨れ上がる
ああ、なんて可愛い
その言葉を口に出す前に、喉の奥で溶けた
甘いはずの感情は、すぐに焦げつき
ざらついた塊になって胃を引っ掻く
恋とは、もっと静かなものではなかったか
こんなにも暴力的に内側を食い破るものだったか
彼女が笑う
たったそれだけで、世界のルールが変わる
善悪も常識も、全部彼女のまばたき一つで書き換えられる
僕はそれを分かっていながら
むしろ喜んでその支配下に身を置いた
彼女が歩けば、影まで愛おしい
彼女が息をすれば、その空気を保存したくなる
彼女が他の誰かと話すと
その声ごと奪い取りたくなる
おかしい
わかっている
でも、彼女がこの世に存在していること自体が
僕の人生にとっての唯一の正解だった
夜になると、彼女の瞳が浮かぶ
あの少しだけ見上げる仕草
無意識に計算された角度
それが、僕の心臓の急所を正確に撃ち抜く
もしこの感情が形を持てば
きっと鋭い矢になるだろう
胸の中心に突き刺さったまま
抜けずに脈打ち続ける矢
僕は鏡を見る
そこには、目を見開いた自分がいる
瞳孔が開き、呼吸が荒い
君だけが正解
君だけが特別
その言葉が、内側から噴き出す
やがて、世界は彼女を中心に再構築される
信号も空も街の音も
全部が彼女へ向かう導線になる
僕は気づく
これは恋ではない
崇拝だ
侵食だ
そして、破滅だ
それでもいいと思った
彼女が振り向き
ほんの一瞬、視線が絡んだ
その瞬間、世界は暗転する
舞台の幕が閉じるように
視界の端がゆっくりと闇に溶ける
最後に残るのは、彼女の瞳だけ
僕は微笑む
ああ、もう戻れない
彼女が存在するこの世界で
正気のままでいられる方が、どうかしている
それでも、僕は願う
この狂おしい光の中で
溺れきるまで
君だけを、見ていたい




