ギルド加入 2
カランカランとドアが開き
『たっだいまー!美味しそうなもの買ってきたよー!』
『飲み物この位で大丈夫!?』
『ルナー。ノエルってビア飲める年齢だっけ!?』
大荷物を抱えた3人が入ってきた。
『みんなありがとう。ノエルは確か...16歳だから本人が飲めるかどうかになると思うけど...』
『16かぁ、、、一応飲める歳だし継いでやろう♪』
『え?俺、飲んでいいの?』
『この国じゃ16からはビアくらい飲んでいいって、じぃちゃんがいってたしな♪祝いの場では特にな!』
そう言いながら荷物を下ろし視界が広がりノエルがいる事に気付いた。
『うわ!!ごめん!本人居るの見えてなかった!!』
ビアとは少しアルコールが入った飲み物の事だ。
『俺はヘクターよろしくな。』
『もう!ヘクターさん。ビアは程々にお願いしますよ??』
そう言って後ろからひょこっと綺麗な顔立ちの男が顔を出しながら
『初めまして。俺はフェリス。宜しくね。』
『よ...よろしくおねがいしまっしゅ。』
(やべ!?噛んだ!!)
『 「まっしゅ」だって!!可愛い!!』
後ろから遅れて来たのは少しおっとりした感じのお姉さん。
『初めましてノエル。私はシリウス。このギルドの副ギルマスしてるよ。よろしくね!』
『よ、よろしくお願いします!』
3人はノエルを上から下までを見て一言。
『『『シエルの言ってた通りの可愛い子だねぇー。』』』
『...シエルさん??いつも俺の事どんな風に話してるの!?』
『え??普通にだよ??』
『普通にって??』
『えっとねー。優しくて泣き虫でそして緊張しやすくてー。あ!!そうそう!昨日もね?おふ『だぁぁぁぁーーーーー!シエル。ストップして??』』
『???どうしたの?ノエル。』
『シエルさん??もう。やめて?俺子供じゃないよ??』
『あ!そっか。もう16だもんね。昔のノエルと違うもんね!だって昨日も身体が『ストーーーーープ!!!』』
『もう!!なんなの!?さっきから!!』
『ね?もう分かったから。もう分かったから止めてくれる?シエル。』
ノエルは顔を真っ赤に染めて必死にシエルを止めた。
((((うわぁーーーー。ノエル。頑張れ!))))
5人はニマニマしながら見ていた。
だけどフェリスだけは微笑んではいたが目は笑っていなかったーー
ギルメン全員との挨拶を終えました!
フェリスはいったい....
少しミステリアスっぽく書いたのが上手く伝わればいいな。って思ってます!